夫としてもう一度セックス

  • 2021-8-9
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妻たちは、アダルトビデオのような激しいセックスを求めているわけではありません。慣れ親しんだ関係だからこそ知っている性感帯を優しくまさぐられることで、かつての快感が呼び起こされるのです。

アダルトビデオは、観ている男性が興奮するための演技をしています。このようなプレイは、実際のセックスではまったく必要ありません。むしろ、自分がしたいことをするべきです。なぜなら、女性は、男性が、自分に本当に興奮して、喜んでいることに興奮するからです。自分の自然な気持ちをさらけ出すことが大切です。格好をつける男性では、女性も素直に快楽に溺れられません。

対面座位で見つめ合うように交わると、夫は、妻の恥じらうように潤んだ瞳にたまらなくソソられて興奮します。妻は、興奮した夫を見て興奮します。挿入している最中も、絶えず手のひらで妻の身体を撫でて肌を密着させましょう。射精後もすぐにペニスを抜くのではなく、しばらく抱き合って余韻にひたります。動物は背中を撫でられると安心します。人間も同じです。

乳首と陰部の2点攻めは一般的なテクニックではありますが、実は女性の意識が分散されて、気が散ってしまいます。2か所を同時に攻めるのなら、右手で陰部を触っているのであれば左手で背中を、乳首を舐めているのであれば手でお尻を触っている方が気が散りません。片方をいやらしく触り、もう片方は守ってあげるように触るのがコツです。快感と同時に愛情も与えられていると感じて、極上のオーガズムにたどり着きやすくなるのです。安心感を与えることで、妻は快楽に没頭することができます。

誠実に丁寧なクンニを心懸けることが重要です。短時間でいろいろな舌の動かし方をする男性がいますが、それだとせっかく高まってきた感情がリセットされてしまいます。変化をつけることも必要ですが、一番必要なのは妻が欲していることをすることです。どうして欲しいかは、相手に聞きましょう。どこがいいのかを尋ねるのではなく、選択肢を提示します。クリトリスを直接舐めるのがいいのか、まだ周辺がいいのか、それとも膣の中に舌を差し込んで欲しいのか。自分で選ばせると、妻も責任をもって気持ちの良いポイントを答えやすいです。

女性が感じるポイントは、日によって変わります。これを肝に銘じて毎回新鮮な気持ちで女性器に向き合うことが大切です。そう考えれば、クンニほど楽しい行為はありません。愛撫の方法としては、大陰唇と膣口の周囲を時間をかけて舐めるようにしましょう。ヘアもアナルの周辺も丁寧に舐める。大きく反応する箇所があれば、それが今日のツボです。重点的に攻めましょう。逆にクリは時々、軽く通過する程度で、しつこく舐めることはしません。敏感なので、あっという間にイッてしまうからです。男性の射精と同じで、短時間でイッたら余韻がまったく残りません。時間をかけて絶頂に上り詰めれば、長時間にわたって多幸感が続くため、より深い快感が得られます。

屈曲位は、女性の足を高々と上げさせ、V字開脚状態で挿入する体位で、ポルチオ性感帯を刺激するのに適していると言われますが、女性の腰に負担をかけるので、熟年カップルには少々無理のある体位です。そこに工夫を加えると、快感が劇的に進化します。V字開脚状態で挿入した後、女性の両足を男性の両肩に預けます。太腿はベッドに対して直角に上がっていますが、膝を曲げて男性の肩に重みを預けていますから、女性はまったく辛くありません。挿入の角度が変わり、かつ浅くタイトになりますから、新鮮な快感がもたらされます。

挿入する際に心がけるべきことは、ペニスを指のように使うという意識です。実際にペニスが動くはずはないのですが、腰の動きを使ってペニスが膣内を愛撫するようなイメージを持ってください。激しくピストン運動をするのではなく、ペニスで膣内の感触を味わうようにGスポットにペニスを擦りつけると、男女とも違った快感を得られます。

気持ちが高まってくると、「イヤっ」とか、「もう許して…」など、本当は欲しくて堪らないのに、気持ちとは裏腹の言葉が出てしまいます。そういう時には、男性を見つめる目が潤んできて、声は鼻にかかった甘い声や、媚を売るようなトーンになってしまいます。身体の反応も正直で、腰を動かしてもっと密着させようと、無意識に男性の肌を求めてしまいます。ただし、女性が本気で嫌がることもあります。本当に嫌なときは相手の顔を手で押したり、声のトーンで緊迫感を伝えたりします。よく見極めましょう。

セックスの最中でも、意味のある言葉を発しているうちは、女性の頭は極めて冷静です。本当に気持ちが良くなっているときは、言葉を発している余裕はありません。「もっと強くして」などと言うときは、今の状態に満足していない、ということです。

セックスでよく聞く「イクっ」という叫びは、女性が自分を興奮させるために叫ぶこともありますが、体調によってはペニスによる膣内の摩擦や圧迫が苦痛で、早くフィニッシュして欲しい時もあります。

「ダメ」という言葉には、女性が絶頂に達し、我を失ってしまうことへの「恐怖感」が背景にあります。この場合は、女性を安心させることが大事です。一旦、激しい動きを止め、時間をかけてゆっくりと恐怖心を取り除き、再び高めていきましょう。セックスにおいて言葉は最も重要ですが、そのクライマックスでは言葉が不要になります。言語を超越した忘我の境地こそがセックスの醍醐味です。それを味わうためには、妻の発するサインを読み解くことが重要です。

次回は、男性が気持ち良いと感じる瞬間、について書いてみたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

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