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男性がセックスで一番気持ち良いと感じる瞬間は、射精をしているときです。たっぷり蓄えられた精液が一気に射出されるとき、男性は絶頂感を感じます。なお、射精の直前が一番気持ち良いという男性もいます。
射精の仕組みは、性的興奮などにより脳が脊髄の勃起中枢に指令を伝え、ペニスの海綿体に血液が集中して流れ込み、勃起します。さらに性的な刺激が加わると、精管膨大部にためられていた精子が尿道前立腺部(尿道と前立腺がつながる部分)に移動します。このとき、精嚢液や前立腺液が分泌され、精子はこれらの分泌液と混じって白くトロっとした精液となり、尿道前立腺部にたまります。
膀胱頸部にある膀胱括約筋(内尿道括約筋)が固く収縮するとともに、外尿道括約筋も固く収縮するので、精液は行き場を失い、前立腺内で内圧が非常に高まります。セックスやオナニーでこの状態になると、快感が急に強くなってきます。射精の直前が一番気持ち良いという男性は、この時の精液を出そうとする直前のムズムズ、ゾクゾクしたような快感を最高と感じています。
性的な興奮が頂点に達すると、脊髄内にある射精中枢が反応し、射精反射が起きます。前立腺、精嚢周辺の筋肉が規則的に収縮し、その律動によって外尿道括約筋がゆるんで精液は尿道に押し出されます。前立腺内に充満した精液の内圧によってペニス先端の外尿道口から勢いよく放出されます。同時に、精嚢の平滑筋や肛門括約筋も収縮を繰り返します。この時男性は、オーガズムに達します。
ある男性は、射精に至るまで何度も襲ってくる射精衝動を耐えに耐えて、ようやく射精できたときはもう全身鳥肌。特に、生で挿入し、女性の膣の柔らかさ、温かさ、ヌルヌルしたヒダヒダでペニスをこすられて、最後に中出し。これが最高だ、と言っていました。
射精は筋肉反射で起きる現象です。筋肉の働きがしっかりしているほど強い射精が起き、快感が高まります。興奮しているほど尿道に強い勢いで精液が流れるので、より強い快感を得ることができます。
強い快感を伴うセックスをすると、放出されるホルモンの分泌量も増加します。ホルモンの分泌量が増加することで、セックスの快感をより強く感じることができます。
射精の直前から射精の瞬間に向けて、男性の中ではやる気のホルモンが大量に分泌されます。そのため、射精の瞬間に向けてセックスのパートナーに対する支配欲が高まっていく傾向があります。
射精の瞬間は男性がセックスで一番快感を感じる瞬間です。一番気持ち良いと言われる射精の瞬間を、女性がもっと気持ち良くしてあげることができます。射精の瞬間に、女性が男性のためにできることをいくつか紹介します。
男性が射精をする瞬間、キスをすることでより射精の快感を高めることができます。
射精の瞬間に彼氏をギューっと抱きしめてあげると、射精の満足度がアップします。射精の瞬間は快感のピークであり、セックスの相手に対して一番征服欲が高まっている瞬間です。その瞬間に女性が男性を抱きしめることで、男性の支配欲・征服欲を満足させてあげられます。お互い向かい合っている体位なら抱きしめやすいでしょう。
射精の瞬間はペニスが一番刺激を求めているときでもあります。射精の瞬間に膣が締まることで、男性はより強い快感を得ることができます。射精の瞬間だけでなく、射精のプロセスに入るころに締め付けを強くすると、より効果的です。射精が来るなと思ったら膣を締めて彼氏の快感をアップしてあげましょう。
ほとんどの男性は、セックスの最中に出す女性の喘ぎ声が好きです。あまり大げさな喘ぎ声は演技がかっていて引いてしまう男性もいますが、我慢するよりは思い切って出してしまった方がより男性が興奮できます。射精のクライマックスに向けて適度に喘ぎ声を出してあげることで、より射精の興奮が高まって強い快感を得ることができるでしょう。
悶え方、喘ぎ声などの女性の反応を見て興奮する男性は多いです。演技をする必要はありませんが、恥ずかしがらずに、大胆に悦びを全身で表現しましょう。何の反応も示さないいわゆる「マグロ」状態では、男性の射精の快感は浅くなってしまいます。
射精以外でも、性嗜好によっては、いろんな場面で快感を感じることができます。筋肉の反射である射精によるオーガズムは一瞬のもので、女性のように長く続くものではありません。男性の射精は一気に上り詰めて一気に下っていきます。
精神的な快感は、長続きします。男性は、征服欲や支配欲で快感を感じることができます。女性を自分の思い通りにできる征服感・所有欲の充足です。また、M男性は、辱められることで快感を感じます。縛られたり、鞭打たれたり、浣腸されたり、あるいは聖水を浴びたり、黄金食などで、恍惚感に浸ることがあります。
女性の膣内に射精している時の快感は、自分の精子を受け入れてくれたという征服感と満足感である、と精神的な快感を感じている男性もいます。脳内で肉体的な快感を精神的な快感に変換することによって、より質の良いオーガズムを感じることができます。
次回は、夫とはできないこと、について書いてみたいと思います。