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カーマ・スートラは、性交の仕方(体位)について、男性器と女性器の大きさによって、次のように教えています。それぞれ大きさを大中小に分類して、同じ分類同士の場合は、特別な工夫はいらず、女性は普通の姿態で行います。女性器の分類が男性器の分類に比べて小さい場合は、女性は陰部を拡げるようにし、女性器の分類が男性器の分類に比べて大きい場合は、女性は陰部をすぼめるようにします。
女性器の分類が小さい場合は、「開花型」「欠伸(あくび)型」「インドラーニカ(インドラ神の妃)」の姿態で行います。女性が頭を下げて、陰部を上げる姿勢が「開花型」、太腿を高く上げ、足を水平に拡げる姿態が「欠伸型」、女性が仰臥して、膝を折り、両腿を拡げて、両膝を胸に抱く姿態が「インドラーニカ」です。この姿態は、Gスポットやボルチオ(子宮口)など、特に強い快感を得られる場所を刺激することができます。
女性器の分類が大きい場合は、「半球」「鯨」「包懐」「雌馬」の姿勢で行います。男女が足を伸ばして重なり合うのが「半球」の姿態です。これには、側位と背位の二種があります。側位の場合は、男性は左側を下にして臥し、右側を下にして臥している女性に寄り添います。この姿態で、女性が男性の太腿を激しく挟むのが「鯨」、この姿態で両腿を互いに交差させるのが「包懐」、陰茎を動かないようにしっかりと掴まえるようにするのが「雌馬」です。
この他の姿態として、仰臥した女性が両腿をまっすぐ上げるのが「湾曲」、女性が両足を上げ、男性がそれを支えるのが「開口」、女性が両足を曲げるのが「圧縮」、片足を曲げるのが「半圧縮」です。
男性の肩に片足を乗せ、もう一方の足を伸ばして、交互にそれを繰り返すのが「竹割」、男性の頭の上に片足を乗せ、他方の足を伸ばすのが「釘打」、女性が両足を曲げて、自分の腹に置くのが「蟹」、両足を上げて、足を交差するのが「密着」、足を曲げて交差するのが「蓮華座」です。
立位の姿態については、壁にもたれた男性の首に、女性が手を組んで抱きつき、男性は手で女性の身体を支え、女性の股を自分の腰部に押しつけ、女性は足で壁をついて腰を動かすのが「懸垂」です。
後背位の姿態については、女性が四つん這いとなり、男性が後ろから女性に乗るのが「牡牛」です。同様の姿態で、「犬」「鹿」山羊」「 驢馬の歩み」「猫の戯れ」などがあります。これらは、動物の交尾の仕方になぞらえて名付けらたれたものです。
一人の男性が互いに親しみ合った二人の女性と同時に交わるのが「組合せ」、多くの女性と同時に交わるのが「牛群」です。また、同室において、多くの男性が一人の女性を、すなわち、一人は女性を支え、一人は交わり、一人は口に、一人は腰に、一人は腹にキスをするというように、順次繰り返して交互に行い、同時に享楽する方法もあります。また、王の侍女たちが一人の男性と楽しむときも、同様に行われます。
男性が疲れてきても、女性が情欲をなお抑えがたいときは、女性は男性の同意を得て、男性を下に臥させるなど、男女が入れ替わった姿態で行うべき、と教えています。
これについては、女性の欲望からも、男性の好奇心からも、姿態の種々の方法を試してみるよう努力せよ。その場合、陰茎を挿入したままで男性とともに起き上がり、姿勢を入れ替わり、性交を中断することなく行え。女性は、喘ぎながら、しかも絶えず微笑みながら、両乳房を男性の胸に押しつけるなど、男性がしてくれたと同じような行為を、お返しとして行え。と教えています。
また、男性は彼女に優しく言葉をかけ、その言葉に心を奪われた彼女の帯を緩めよ。その際、彼女が拒むならば、頬にキスして、彼女の心を惑わせよ。そして、勃起した陰茎で彼女の身体の各処を愛撫せよ。彼女と初めての逢瀬であるときは、彼女の太腿の間に触れ、彼女が処女であるときは、乳房の間、すくめている両手の間、両腋、両肩、首などに触れるようにせよ、と教えています。
性交運動についても、述べられています。正常位で交わっているときの男性の行動については、「接近」「攪拌」「穿通(せんつう)」「摩擦」「圧迫」「突進」「猪突」「牡牛の突進」「雀の遊戯」があります。
普通に交わるのが「接近」、陰茎を手で持って膣内で廻転させるのが「攪拌」、腰を下げて膣内の上側を擦るのが「穿通」、下側を激しく擦るのが「摩擦」、陰茎を深く挿入して圧迫しつつ、長い間その状態でいるのが「圧迫」、陰茎をかなり抜いて、勢いを込めて突入するのが「突進」、一部分のみを特に摩擦するのが「猪突」、この場合、膣の両面を交互に摩擦するのが「牡牛の突進」、挿入した陰茎を抜くことなく、二度、三度、四度と激しく動かして摩擦するのが「雀の遊戯」です。
騎乗位の姿態の場合は、この他に、「鉗子(かんし」、「独楽(こま)」「鞦韆(ぶらんこ)」があります。膣で陰茎を挟んでしごいたり圧迫して、長い間その状態でいるのが「鉗子」、陰茎を挿入したまま、男性が腰を上げ、女性が車のように廻転するのが「独楽」、男性が腰を上げて、動揺させて、四方に廻転させるのが「鞦韆」です。疲れたときは、陰茎を挿入したままで、額に額を置いて、休みます。そして、再び騎乗位で楽しみます。慎み深き女性でも、男性の上に乗るときは、激しい情欲に負けてしまうようです。
次回は、カーマ・スートラの処女篇について、書いてみたいと思います。