女性たちの性衝動

  • 2023-5-23
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最近の女性の性衝動は、能動的になってきています。女性の社会進出が当たり前になった現在、旧来の女性が抱いていた快感を得る対象が変化してきて、男性と同様に、仕事による自己実現や、それに伴う報酬などで快感を得る女性が増えてきています。そうなると、女性の性意識も、必然的に男性のそれと同様になってきています。

従来は、女性の性は受け身であるといわれてきました。しかし、最近は、女性の方から積極的に男性を誘い、セックスを求めるケースが増えてきています。「する」セックスは、女性の自立の証となってきています。

ただし、いくら能動的になっているとはいえ、女性のストライクゾーンは、男性ほどに幅広くてルーズなものではありません。女性には、「性的衝動」のスイッチが入る「ツボ」が存在します。

例えば、「男らしさ」は、女性の性的衝動を呼び起こす上では、非常に重要なポイントです。男らしさの一番わかりやすいアピールとは、仕事ができる自分を見せること。肩書に代表される社会的ステータスは、それ自体が能力の誇示になるので、一般的に平社員よりは課長や部長のほうがモテるし、尊敬されます。

ただし、敬意だけでは、性的衝動のスイッチは入りません。単なる「好感を持っている男性」から「セックスをしてもいい、したい男性」に変えるためには、いくつかのステップが存在すといわれています。

最初のステップは、「視覚」です。ただし、「視覚=美しさ」とはなりません。人生経験、女性経験の豊富さをどれだけ感じさせるか、そして、その経験をセクシーと感じさせられるか、がポイントです。また、あまりガツガツした印象を与えない、程よく「枯れた」雰囲気の男性をセクシーと感じる女性も多いそうです。

出っ張ったのど仏、もみ上げ、ヒゲなども、女性の性欲を刺激する要素となることがあるようです。がっしりとした筋肉がついていることも、セクシーさを感じさせるようです。

視覚のハードルをクリアしたら、次に女性が求めてくるのは「言葉」です。職場の飲み会で、イヤらしい感じでなく「俺の隣、空いてるから来なよ」と言われたときにキュンとしたという女性もいます。メールも、効果があるようです。年上の男性から、丁寧な文章の中に、「しっかりしろよ」とか、「暖かい格好して寝ろよ」とか、命令形が少し混ざった優しいメールをもらうと、ちょっと好きになっちゃいます、という女性もいます。

また、「会話が面白い」ことは、最も基本的な要素です。女性は、自分と寝ようとしている男性が、その対価として支払う価値にすごく敏感です。対価と言っても、お金をどれだけ使ってあるいは払ってくれるかということではありません。価値の判断基準の一つが男性の言動であるということです。男性がどれくらい自分を欲しているか、自分のどこを気に入っているのか。それを判断した上で、寝てもいいかどうかを判断しています。

だから、モテる男性は、女性に「自分は高値をつけられているぞ」と思わせるのが上手です。それは会話の力であり、同時に奉仕の力でもあります。

ただ、世の中には、人間的に魅力の少ない男性ほど、女性に多くのお金を使えるだけの資産を持っているのが自分の魅力だと思ったり、自分に自信のない女性ほど、男性がどれほど多くのお金を使ってくれるかが自分の価値だと思っている傾向にあります。そして、このような人は少なくないのが現実でもあります。

外見と言葉のハードルを突破したら、後は「アクション」です。髪の毛を撫でられると、幸せな気持ちになり、カラダを預けてしまいたくなる、という女性は多いです。また、耳元で低い声を囁かれると弱い。その男性に好感を持っていたら、膝の上に手を置いてしまう、という女性もいます。

人を好きになると、セロトニンという、「安心感」を作り出す物質が通常の4割くらいに減り、「この人と一緒にいないと不安だ」と思うようになります。同時に、脳の視床下部では、ドーパミンが分泌され、「好き=気持ち良い」という作用が生まれます。さらに、ドーパミンの刺激を受けて、「相手と一緒にいたい」という感情を呼び覚ますオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは、子宮を収縮させる働きだけではなく、女性のオーガズムを促す物質でもあります。

しかし、いくら女性が「オチる」要素を男性がクリアしたところで、必ずしも彼女たちがセックスを求めるかというと、そういうわけではありません。夫や彼氏に満足しているなら、他の男性を「いいな」とは思っても、積極的にセックスのアプローチをかけるところまではいきません。そうなるのは夫や彼氏がいないか、いてもセックスも含めて不満があるからです。

受け身ではなく、「する」女性の場合、脳内でテストステロンという物質が働いています。これは、攻撃性や積極性を高める物質で、基本的には男性ホルモンですが、女性にも存在します。バリバリのキャリアウーマンは、テストステロンが通常よりも多く分泌される傾向にあります。そして、経済的に男性に依存する必要がない女性ほど、単純なルックスやセックスのうまさだけで相手をするケースは多いようです。夜な夜な繁華街に出ては、若い男性をナンパするキャリアウーマンもいるとか。

次回は、女性たちの抑えきれない性衝動、について書いてみたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

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