セックスレス

  • 2021-1-7
  • セックスレス はコメントを受け付けていません

二階堂支配人おすすめ!٩(ˊᗜˋ*)و 無料会員登録ピーシーマックス(18禁)

セックスレスとは、日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義されています。しかし、一般的な解釈では、「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を総じて「セックスレス」と呼んでいます。日本性科学会の定義によるセックスレス状態でも、お互いに性交渉を望んでいない場合は、特段の支障がないからです。

日本性科学会の調査によると、2000年調査では4人に1人だったのが、2012年調査では2人に1人以上になり、夫婦間のセックスレス化が著しく進行しています。一方で、配偶者以外の異性との親密な交際は、男女ともほぼ3倍に増えています。

ある調査によると、54.5%の夫が、37.1%の妻が、セックスレスに不満を感じているという結果が出ています。セックスがなくなる最初のきっかけは、拒否された側の容姿の劣化、出産後にホルモンバランスが崩れてイライラすること、などが多いようです。拒否された側も、結婚後に容姿を磨いたり維持するなどを疎かにしがちです。一方で、ホルモンバランスの戻った女性が、好みの男性に求められることで、肌艶が良くなり、承認欲求が満たされるとも言われています。

セックスレスによって欲求不満となり、買い物で無駄使いをしたり、やけ食いなどをすると言われています。さらに女性は50歳前後に閉経すると性交痛が生じやすくなり、セックスレスの一因になります。愛情に満ちあふれ、質の高い性生活を送る夫婦は70代でも性交痛はほとんどありません。逆に愛撫のない男性の独りよがりの乱暴なセックスは、若い女性であっても潤わないため、セックスレスの原因となります。

性交拒否の理由について、厚生労働省の研究班のアンケートでは、仕事で疲れているが、男性24.6%、女性15.1%、出産後何となくが、男性13.6%、女性21.0%、面倒くさいが、男性9.3%、女性18.8%となっています。

セックスレスには、夫とはしたくないという妻が原因で始まるセックスレスも、妻とはしたくないという夫が原因で始まるセックスレスもあります。カウンセリングで、相談に来る女性は、ほとんどが「夫に拒否される」「夫が性行為に興味がない」「夫の性欲がない」という「夫がいまひとつ」系のセックスレス相談です。一方で、「妻に触ると怒られる」「朝早いから嫌だと言われる」「育児で疲れていると言ってすぐ寝てしまう」の「妻がいまひとつ」系の夫からの相談もあります。

女性は、ライフスタイルや交友関係、過去のセックス遍歴、子供の頃の家庭環境、性に対する思春期の関わり方、子供のあるなしなどでセックス感に大きく差が出てきます。女性の性欲は、摩訶不思議なものです。性欲はあっても夫とはしたくないと毅然と言い切る妻もいます。

お互いに、相手の本音を読み取ろうと歩み寄ってみることが、夫婦円満につながります。したくないという気持ちはあるものの、愛情で結ばれた夫婦なので、したくないから即離婚という夫婦はそんなに多くはありません。子どものことや老後のことを考えると、離婚は躊躇するようです。とは言え、一昔前なら結婚生活は忍耐という言葉で済ませていましたが、今の時代は変わってきており、忍耐だけではストレスがたまり、他で小さな爆発を起こしてしまい、生活や健康に支障が生じてしまいます。

セックスは、夫婦が結婚生活のなかでお互いを深く理解しあい、愛と絆を深め合うためのコミュニケーション手段です。可能な限り、相手を尊重し、歩み寄りましょう。

セックスが長期間なくても仲が良いという夫婦もいます。その秘密は、精神的に独立しているから、愛情表現やスキンシップを欠かさないから、もともとセックスが苦痛だったから、など理由は様々です。

セックスレスだからといって、スキンシップがまったくないとは限りません。キスやハグは欠かさないなど、愛情を日常的に表現することでお互いの気持ちを確認できているので、心が十分満たされていて、不安や不満を感じないのです。

子どもが欲しくてセックスをしたけど、もともとお互いにセックスを苦痛に感じていたというカップルもいます。この場合は、セックスがないことがお互いをつなげる潤滑油になっており、セックスがないことをネガティブに感じることはありません。

お互いに納得済みなら、セックスレスであっても問題はありません。セックスレスを心配している人は、心のつながりに自信が持てない場合が多いのではないかと思います。セックスレスでも心配がいらないと思える根拠は、①よく話し合いお互いを知り信頼している、②一緒にいて安心できる、からです。価値観が似ていることで話題が尽きないなど、いつまでも親友同士のような安心できる関係が続くのが特徴です。

そういう夫婦は、没頭できる趣味があるなど、お互いに楽しめることがあり、心が満たされています。お互いの考えを尊重しているので精神的に相手に依存することがなく、尊敬の気持ちを持ちながら一緒にいることができるのです。

ごく希な例ですが、一方が性欲が強くて他方が性欲が弱い場合、お互いに納得の上で、他の男性や女性にお願いしてセックスをしてもらう人たちもいます。これについては、機会があれば書いてみたいと思います。

次回は、女性が本当に気持ち良いセックスについて、書いてみたいと思います。

この記事の著者

アバター画像

star

セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る