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挿入するタイミングについて、いつがいいのか。なかなか難しいものがあります。女性がキスや愛撫を受け入れても、心の中では冷めている場合もあります。女性器が愛液で濡れてきても、女性が乗り気でないときもあります。女性がその気になっていないと、白けてしまいますね。
挿入は、女性の様子をよく見てから行うことが大切です。また、最近は、「同意」についても考慮する必要があります。同意が得られていない場合は、「不同意性交罪」という犯罪になります。
要は、女性が挿入を求めているか否かを、的確に判断する必要があります。ある有名な性科学者は、性器外反応では、顔面の紅潮、乳頭と乳房の変化、呼吸・脈拍・血圧などの変動について、細かく観察をしています。これらを頭に入れておけば、女性が性的に高まってきていることがわかるでしょう。
これらの性器外反応について、房中術にも、似たような記述があります。
「女が陽気に感じてくると、その兆候が現れる。耳はまるで酒に酔ったように熱くなり、乳房は掌に満ちあふれるほど膨らんでツンと張り、首を動かし、両脚を震わせて、欲情に乱れて、男の身に迫ってくる。このような状態になったときに挿入すれば…」
「女の五欲で、感じている反応を確かめることができる。抱かれたくなると、女はひっそり息をひそめる。陰部が男の性器を欲しくなると、鼻の孔と口が開く」
「両手で男を抱くのは体を隙間なくぴったりくっつけて、性器を互いに合わせたいからである。両脚を伸ばすのは、陰核の上あたりを擦りたいからである」
耳が熱くなるのは、女性が興奮した結果、血圧が上昇し、毛細血管が拡張したためです。性交時に女性の顔が火照ったり赤くなるのは、性科学者が言う「フラッシュ」であり、それは、女性の興奮がかなり高まった状態です。
毛細血管の拡張現象が現れたら、女性は確実に興奮しています。そうなったら挿入に取りかかれます。女性の反応を察してから挿入すべし、ということです。
「女はひっそり息をひそめる」とは、息を飲み込む、あるいは唾を飲み込むという感じです。女性は、興奮はしていますが、息が激しくなる訳ではありません。じっと目を閉じて待っている、という感じです。ここまで来れば、女性はまず拒否することはなく、挿入を受け入れるでしょう。すべての女性が「ひっそり息をひそめる」という訳ではありませんが、「女性のそうした気配、雰囲気を察しろ」ということだと思います。
「体を隙間なくぴったりくっつけて、両脚を伸ばす」のは、全身の性感帯を強く刺激してもらい、特にクリトリスの刺激を受けて、一層深い快楽の境地を味わいたいからです。
房中術では、女性の顔が赤くなり、乳房が堅くなり、息をひそめたら、初めて挿入すべし、と説いています。これらの反応は、かなりオーガズムに近づいたサインです。普通は、挿入して、ピストン運動をし、かなりの時間がたった頃に現れる現象です。房中術では、焦らしに焦らして、焦らしまくって、やっと挿入する、ということです。
黄帝が、セックスの指南役である素女(そじょ)に、「女の快感の高まりは、どのようにして知るのか」と尋ねたところ、素女は、女は性的に高まってくると、様々な反応を示すから、それによって興奮の度合いを知り、絶妙のタイミングで挿入、前後運動を行うのがよいと教えています。
房中術によると、女性が性的興奮を高めてオーガズムを迎えるまでには、五つの段階がある、とされています。それらを、五徴(ごちょう)と呼んでいます。
「一番目に、女の顔が赤くなったら、徐々に(ペニスを)あわせます。二番目に、乳房が堅くなり、鼻に汗をかいたら、(ペニスを)挿入します。三番目に、喉が渇き唾を飲み込んだら、(ペニスを)徐々に動かします。四番目に、陰部が滑らかになったら、(ペニスを)深くします。五番目に、女の尻に愛液が伝わってきたら、徐々に陽器(ペニス)を引きます」
まず、女性が性的興奮を覚えて、顔が紅潮してきた第一段階では、ペニスを女性器に密着させる、つまり、ペニスを臍の方に垂直に立てて、女性器の割れ目に沿って当てる、ということです。
この形は、亀頭がクリトリスに触れる形になり、女性は微妙な刺激を与えられることになります。また、いつ挿入されるのかと期待感が増し、「焦らし」の効果が生じて、興奮はますます高まっていきます。
次に、乳房が堅くなり、鼻に汗をかく第二段階では、いよいよペニスの挿入になります。女性が性的な興奮を覚えると、乳房が堅くなることは医学的にも確認されています。
この段階になれば、女性の側にも受け入れ体勢が整っていますので、挿入で女性が痛みを感じることはありません。
次回は、房中術で教える、挿入後のピストン運動について、書いてみたいと思います。