女性の性衝動が高まる時、女性がセックスをすると決める時、女性の脳内では何か起きているのか、興味がありますよね。
人を好きになると、セロトニンという安心感を作り出す物質が減少し、この人と一緒にいないと不安だと思うようになります。同時に、脳の視床下部では、ドーパミンが分泌され、好きだから気持ち良いという作用が生まれます。さらに、ドーパミンの刺激を受けて、相手と一緒にいたいという感情を高めるオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは、女性のオーガズムを促す物質でもあります。
されるのではなく、する女性の場合、テストステロンという物質が働いています。これは攻撃性や積極性を高める物質で、男性ホルモンですが、女性にも存在します。バリバリのキャリアウーマンなどは、テストステロンが通常よりも多く分泌される傾向にあります。
パートナーがいないか、いてもセックスに不満がある女性は、好みの男性に積極的にセックスのアプローチをする傾向にあります。また、経済的に男性に依存する必要がない女性ほど、単純な外見やセックスの巧さだけで相手をするケースが多いようです。
性的な欲求不満を抱える女性は大勢います。生理前や排卵期になると、性欲がエスカレートしてきます。欲求不満が高まると、女性は、セクシーな服装をするなど、男性の目を意識するようになります。自らの欲求不満に、女性は敏感に対応します。
ある調査によると、既婚女性の浮気経験率は33.6%だそうです。夫とはもう何年もセックスレスで、それを除けば夫に対して特に不満もないので、セックスの相手だけを外に求めるというパターンが定番です。お互いに目的は割り切っており、男性は女性をイカせようと大いに頑張るので、女性は高い満足感を得られる傾向があります。
女性の脳は、キスという敏感な部分が触れ合う行為によって、セロトニンやオキシトシンといった脳内ホルモンが分泌されることにより、癒やしの作用を得て幸せを感じます。
一方、男性が満足感を得るためには、狩りや戦闘の際に分泌されるドーパミンが必要です。これはセックスで大量に分泌されるもので、男性はキスだけでは満足できません。
社会的環境が変化し、女性の社会進出が当たり前になった現代、旧来の女性のように受け身のセックスであったものが変化してきています。
男性のように、仕事によって自己実現を図り、それによって得た報酬でセックスの快感を味わう女性が増えてきていると思います。されるセックスではなく、するセックスは、女性の自立の証なのでしょう。
ただし、いくら能動的になっているとはいえ、女性のストライクゾーンは男性ほど幅広くてルーズなものではありません。また、性衝動のスイッチが入るツボが存在します。
男らしさは、女性の性衝動を呼び起こす上で非常に重要なポイントです。男らしさの一番わかりやすいアピールとは、仕事ができる自分を見せることです。肩書に代表される社会的ステータスは、それ自体が能力の誇示になるので、一般的に平社員よりは課長や部長のほうがモテるし、尊敬されます。
ただし、敬意だけでは、性衝動のスイッチは入りません。単なる好感を持っている男性からセックスをしてもいい、セックスをしたい男性に変えるためには、いくつかのステップが存在します。
最初のステップは、視覚です。人生経験、女性経験の豊富さをどれだけ感じさせるか、そしてその経験をセクシーと感じさせられるかがポイントです。そして、セクシーさは、女性の性欲を刺激する要素となります。
視覚のハードルをクリアしたら、次に女性が求めてくるのは言葉です。女性の心を揺さぶる言葉でキュンとします。会話が楽しいことは、最も基本的な要素です。
女性は、自分とセックスをしようとしている男性が、その対価として支払う価値にすごく敏感です。対価とは必ずしもセックスの代金ではありません。自立していない女性はお金で寝ますが、自立した女性はお金以外の価値が男性に見いだせるかどうかで寝ます。
その価値の判断基準の一つが、男性の言葉です。男性がどれくらい自分を欲しているか、自分のどこを気に入っているのか、それを判断した上で、セックスをしてもいいかどうかを判断しています。だから、モテる男性は、会話が上手です。女性を褒めたり、いろいろ奉仕をしたり、お金をかけないで、うまく振る舞っています。
外見のハードルを突破し、言葉のハードルもクリアした男性に残された関門は、アクションです。隣に座っていて髪の毛を撫でられると幸せな気持ちになる、耳元で低い声で囁かれるとキュンとする、など女性によっていろいろです。これこそ、相性です。誠心誠意頑張って、素敵な女性をゲットしてください。女性は、素敵な男性を選び抜いてください。
恋愛関係にまでは発展させないが、セックスには積極性を見せる、そんな女性が確実に増えてきています。かつては、セックスは男がするもので、女はされるものでしたが、今はその認識に大きな変化が生じて来つつあります。
次回は、理想の男性セフレについて、書いてみたいと思います。