セックス依存症が何故いけないのか。それは、セックスが終わったとたんに、虚しさや罪悪感で自己嫌悪に陥ってしまうからです。本来は、楽しくて、気持ち良くて、活力の源となるのが、セックスです。
また、家族や周囲に不快感を与えたり、仕事に支障が出たり、出費が多くて生活に支障を来すようであれば、好色では済まされず、セックス依存症として治療が必要でしょう。
ストレスをセックスで解消しようとすること自体は、自然な行為だと思います。性欲も自然です。肝心なのは、自らコントロールができているかどうか、です。
考えようによっては、不倫や風俗遊びは、セックス依存症です。ただ、家族や周囲に不快感を与えたり、仕事に支障が出たり、出費が多くて生活に支障を来したりすることがなければ、単なる好色で済まされます。
相手との合意があれば、他者に迷惑を掛けない限り、性行動の自由はあります。どこまで許容されるかは、嗜好と文化で決まります。嗜好は個人によって、文化は時代によって、変わります。
多くのセフレを持って日替わりで楽しんでいる女性もいます。性は男性のためだけにあるものではありません。自分でコントロールができれば、大いに楽しめば良いと思います。
注意点は、①自分の心に忠実に、自己嫌悪に陥らない、②相手を含む他者に迷惑を掛けない、ということです。それさえ踏まえていれば、ワンナイトであっても、楽しいセックスができると思います。
楽しいセックス相手が見つかるまでは、試行錯誤があると思います。経験を積めば、誰が相応しい人か分かるようになります。合わなかったら、もう会わなければいいだけです。
自分に忠実になれば、どこの誰でもいいというのではなく、自分が気に入った人であれば誰とでもセックスが楽しめる、というように変わってくると思います。試行錯誤の結果、目も肥えて、素敵な相手に巡り会えるでしょう。
男性が風俗店に通って、毎回違う女性と交わっても、自分の心に忠実であれば、虚しさも罪悪感も金銭的な勿体なさも感じないと思います。女性も同じだと思います。
擬似的なセックス依存症として、現在のパートナーに満足できていないから、次々と相手を求めてしまうことがあると思います。自分でコントロールできていれば、、他者に迷惑を掛けない限り、許容範囲だと思います。
女性用の性感マッサージが存在するようですが、男性が風俗を利用すると同じように、女性も楽しめば良いと思います。ただし、危ないところもあるようなので、注意が必要です。
自分でコントロールができていて、相手の許容範囲であり、周囲に迷惑を掛けなければ、第三者から見て変態行為に見えても、気にすることはありません。不幸にしてパートナーが相手でなかったとしても、自分の心に忠実であれば、大丈夫です。
女性のマスターベーションは自己嫌悪に陥るから良くないと言われた時代がありますが、今は、ストレス解消や性感開発のために必要であると言われています。
自分の心に忠実になってマスターベーションをすれば、自己嫌悪には陥らないと思います。害になる情報が入って、良くないと思い込んでしまうことが良くないことだと思います。
大切に思う人としかセックスをしてはいけないという都市伝説があります。でも、一目惚れで好きになってしまえば、また、気持ち良くセックスができる相手であれば、大切な人だと思えてしまいます。内心は他人には分かりません。
セックスをしてみた結果、期待外れで冷めることがあります。そんな時は、ズルズルと関係を続けるよりは、早い内に乗り換えた方が健全だと思います。
セックス依存症に陥ってはいないけど、セックスが終わった後、虚しさや自己嫌悪に陥ることがあります。相手のためにセックスをしてあげていると思うから、虚しさや自己嫌悪が出てくると思います。セックスは自分のためにしましょう。
相手が喜んでくれるのを見るのが好きという人もいます。それは、そういう自分の満足のためにするので、自分のためのセックスです。相手の様子を見て満足するので、終わった後に虚しさや自己嫌悪にはなりません。
もし虚しさや自己嫌悪を感じるとすれば、それは、相手の顔色をうかがい、相手のためにしている、望まないセックスだからだと思います。
配偶者や恋人がいるのに他の人とセックスをしたり風俗遊びをすることは、一般的に不倫として非難されますが、いろんな事情でそうせざるを得ない場合があります。くれぐれもパートナーに悟られないよう、十分に留意して楽しんでください。
パートナーの了解の下で楽しめる環境にある人は、感謝して存分に楽しんでください。
次回は、女性の性欲について、書いてみたいと思います。