自分の思いのままにするという支配欲が嵩じてくると、征服欲になります。
征服とは、全てを支配することにあります。支配の上位と言えるでしょう。
さらにセックスにおいても自分が主導でペースを作り、女性を翻弄させたいという思いも強く持っています。
自分のテクニックで女性を満足させることで優越感に浸ります。
征服欲が強い男性は、自分のテリトリーを守りたいという意識が強いだけではなく、自分のモノ、自分の所有物に対しての他者からの侵害を非常に嫌います。
征服欲が強い男性の特徴は、①大切にしている女性のオンリーワンでありたいと思っていることです。
自分以外の男性にほんのわずかでも目を向けて欲しくない、自分の代わりなど見つけて欲しくない、といった気持ちが強いのです。
自分と二人だけの物を持ち、自分と二人だけの秘密の時間を持ち、自分と二人だけの誰とも経験できないことをして、など、二人だけの特別でオンリーワンな状態を作り出したい欲求が強いことも特徴の一つです。
これが嵩じて、相手を自分好みに変えようとする行動を起こしてしまう人も多いです。
征服欲が強い男性の特徴は、②誰にも奪われたくないという独占欲や嫉妬心が強烈に働いていることです。
少しでも手を放しておこうものなら、すぐに誰かに奪われてしまうのではないかという不安感から、大切な女性を繋いでおきたいという衝動に駆られます。
こういう男性は、総じて相手の行動までもコントロールしておきたいと思っています。好きな女性を常に自分の目の届く範囲内、腕の届く範囲内に置いておきたい、そうでないと他の男性に奪われてしまいそうで不安である、という心理が働いているのです。
征服欲が強い男性の特徴は、③遊びに行く場所を決めるにも、その場で何をするかでも、何を食べるかでも、自分が主導権を握って行動ができなければ気が済みません。周囲の人を振り回してしまいます。
征服欲が強い男性の特徴は、④目立ちたがり屋です。
起業志向だったり、人前に立ち続けたいタイプだったり、人の上に立ちたいと思う男性は、征服欲が強いという傾向にあります。あらゆる場面で高い評価を得られたり、自分にだけ目線を集められたりすると、征服欲の欲求が満たされます。
征服欲が強い男性の特徴は、⑤寂しがりやです。
普段が寂しいからこそ、自分がそういう思いをしたくがないために征服欲が強くなってしまいます。
自己中心的な考え方ですが、寂しいという感情をコントロールするための一種の術とも言えるようです。
征服欲が強い男性の特徴は、⑥自分に自信がない人が多いです。
自分に自信がないからこそ、相手を抑えつけておかないと自分から離れて行ってしまうのではないかと思ってしまいます。その不安から征服欲が強くなるということのようです。
こういう男性は、相手を束縛して自分から離れさせないようにするための手段を選びません。自分の気に入らないとすぐエスカレートしてしまいます。少しでも危険を感じたら早めに距離を置くなどして身を守りましょう。
征服欲が強い男性の特徴は、⑦セックスにおいて主導権を発揮したがります。
自分のテクニックで女性が興奮することで優越感を味わいます。女性の身も心も満たしているという征服感が興奮をより一層高ぶらせてくれます。
女性が主体的に動かないいわゆる「マグロ」は征服欲を誘発させることがあります。
男性の「相手を征したい」「相手を支配したい」という欲求を満たすことにより、男性はより濃厚で燃え上がることができます。
また、「だめ」や「いや」といった言葉の抵抗はもちろん、手で抑えるなどの抵抗をみせると、男性は征服欲を掻き立てられます。
これら一連の経過を経て男性は、「自分の思うがままにしている」という興奮を覚えて、征服欲を満たすことができるのです。
一方で、例えば好きな女性が他の男性と交わって反応が違ったりすると、他の男性の影を敏感に感じ取ったりします。不安を感じて激怒したり、執拗に追求したり、責めたり、束縛が強くなったりします。
征服欲が強い男性は、嫉妬から、言葉責めやSMやその他の方法で征服欲を満たそうとします。いろんなテクニックを尽くして女性を喜ばせ、離れていかないようにするでしょう。
女性も、言葉責めやSMなどが許容範囲内なら、濃厚なセックスを楽しむことができるでしょう。
次回は、独占欲について、詳しく書いてみたいと思います。