主な性感染症について(続編)

  • 2018-10-31
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主な性感染症について、前回の続きです。

ケジラミ症

病原体は、ケジラミ。

感染経路は、性的接触による陰部・陰毛との直接接触。衣類・寝具などによる間接的感染もある。潜伏期間は不定。1~2か月が多い。

症状は、寄生部位(主に陰部)の痒み。

治療は、剃毛、フェノトリンパウダーあるいはシャンプー。

放置すると、症状の継続あるいは悪化。放置しても治ることはない。

B型肝炎

病原体は、B型肝炎ウイルス。

感染経路は、血液や体液との直接接触。潜伏期間は約3か月。

症状は、発熱や全身倦怠のあと、吐き気や頭痛、尿の色が濃くなるなどの症状。黄疸になると尿は更に濃褐色(醤油のような色)になる。劇症肝炎になることもある。無症候の場合もある。

治療は、抗ウイルス薬・インターフェロンなどが用いられる場合もある。治療期間は2~3か月程度。予防にはワクチンが有効。

放置すると、キャリア化して、慢性肝炎、肝硬変、さらに肝臓癌へと進展することがある。

C型肝炎

病原体は、C型肝炎ウイルス。

感染経路は、血液や体液との直接接触。潜伏期間は2週間~6か月。

症状は、全身倦怠感、食欲不振、黄疸などが見られるが、症状は軽い。

治療は、抗ウイルス薬とインターフェロン。治療期間は半年~1年程度。

放置すると、多くがキャリア化して、慢性肝炎、肝硬変、さらに肝臓癌へと進展することがある。

後天性免疫不全症候群(エイズ、英名称AIDS)

病原体は、エイズウイルス(ヒト免疫不全ウイルス、英名称HIV )。

感染経路は、血液や体液との直接接触。潜伏期間は平均10年程度。

症状は、感染の2~3週間後に発熱、頭痛などの風邪のような症状が数日から10週間程度続き、その後数年~10年間ほどの無症候期に入る。その後、免疫不全が進行し種々の日和見感染症や悪性リンパ腫などを発症する。

治療は、抗HIV薬。

放置すると。慢性的に進行し、死に至るが、近年治療による改善・延命が進んできている。

エイズに関して補足すると、日常生活で生じる感染者との接触でエイズウイルスが非感染者に感染することはありません。

エイズウイルスは、感染者の体液が非感染者の体内に侵入することで感染します。

主な感染経路として知られているのは、感染者とのコンドームなしの性交ですが、他にも感染者に使用した注射針等の医療器具を非感染者にも使用することでも感染します。

また、エイズに感染した女性の妊娠及び出産過程、授乳によって、母親から子へ感染する可能性もあります

このほか、性感染症ではありませんが、雑菌性尿道炎という病気があります。

汚れたままの手で性器に触れると、傷口から雑菌が体内に入って発症します。

感染してから症状が出るまでは1~10日程度。

症状は、男性は排尿時に痛み。女性は主におりもので、悪臭がする、灰色になる、さらさらになるなど。陰部に軽い痒みや腫れがでることもあります。

治療は、抗生物質。期間は最低1~2週間。

陰部を清潔にしておくこと、汚れたままの手で触らないことが、何よりも重要な予防法になります。

性感染症を思わせる症状があった時は、速やかに検査を受けましょう。

なお、無症状の場合も多いため、性感染症の可能性がある場合は症状の有無にかかわらず受診・検査を受けましょう。

ただし、HIVのように潜伏期間が長いものもあるので、検査結果が陰性であっても一定時間をおいて再検査を受けた方が良い場合もあります。

治療が中途半端になると再発を繰り返したり、悪化したりすることがあるので、自己判断で治療を中断することのないようにしましょう。

なお、治療しても再びパートナーとのピンポン感染もあるので注意が必要です。

次は、性感染症の検査について書きたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

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