アダム流スローセックス

  • 2022-10-15
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スローセックスとは、愛するふたりが時間を忘れて、「感じること」を楽しむことで、性エネルギーを限界まで高めるというセックスのやり方です。イクのが目的ではなく、時間をかけて、セックスの本来の醍醐味である「感じる」を楽しみ、その「褒美」として、「イク」というのが、アダム徳永氏が提唱している「スローセックス」です。

氏のアンケートによると、セックスにかける時間は、前戯15分、挿入5分、合わせて20分という結果だったそうです。キスして、胸を触って、クリトリスを舐めて、挿入して、射精。このような、単なる射精行動を、氏は「ジャンクセックス」と呼んでいます。早くイキたい男性と、早く終わりたい女性の利害の一致がこのような状態を生んだようです。

独りよがりのセックスは、相手の性器を借りたマスターベーションです。大好きな彼が気持ち良くなってくれればそれでいい、というけなげな女性もいます。先に女性をイカせるからそれでいい、という自称フェミニストの男性もいます。しかし、それでは、本当に気持ちの良いセックスはできません

たった20分では、女性は満足できません。快楽に重点を置くセックスをしているにもかかわらず、全身が性感帯であるはずの女性は、不満タラタラになります。女性が、本当に気持ち良くて、幸福感に包み込まれるようなセックス、オーガズムが10分でも20分でも続くような快感を得るためには、それなりの対応が必要です。

ゆっくり時間をかけて、感じる時間が長ければ長いほど、女性の体に「性エネルギー」が蓄積されます。そして限界を超えて溢れ出す瞬間が、「イク」という現象です。この性エネルギーが蓄積されればされるほど、イク時の快感が強烈になり、長くオーガズムを感じることができます。その閾値(限界値)は、男性の適切な愛撫によって、どんどん大きくなっていきます。女性の快感は底なしです。溜まりに溜まった非常に大きな性エネルギーが、溢れて一気に流れ出す時、女性は超絶的なエクスタシーを味わうことができます。

スローセックスだからといって、単に時間をかければいいというものではありません。気持ちの良いセックスをするためには、「愛」はとても重要です。性エネルギーは、愛の強さ・深さに比例して増大すると言われています。

気持ちの良いセックスをするためには、まず、パートナーと強く深い信頼関係を築き上げることが必要です。どれほど性欲が強くても、性的好奇心が旺盛であっても、強い愛の絆とセックスが重要であるというコンセンサス(合意)がなければ、上手くいきません。

愛を言葉で伝えるためには、コミュニケーション能力が必要です。しかし、言葉で伝える愛さえあれば必ず気持ち良いセックスができるというわけではありません。「セックスによって愛を伝える」ことも重要です。そのためには、セックスの正しい知識と適切なテクニックが必要です。

女性を官能(興奮)モードに導くためには、その前に、リラックスモードが必要です。「この人ならいいかも」と女性をその気にさせる男性とは、端的に言えば「一緒にいて楽しい人」です。女性は、「安心して身を任せられる男性」に心を開きます。「その気=リラックス」です。心が開かなければ、体や性感の解放はありません。

殆どの女性がイッたフリや感じているフリをしたことがあると言われています。それは、イクことや感じることを意識しすぎるからです。このようなプレッシャーから解放されることによって、そして、リラックスすることによって、セックスが楽しめるようになります。イクことにこだわらずに楽しめるようになったら、感度が上がって、自然に快感が感じられたり、イケたりするようになります。

スローセックスの実践に当たって、重要なことは、「射精の放棄」です。つまり、20~30分で射精して終わりというセックスではなく、2時間でも3時間でもゆっくりセックスを楽しむということです。ただし、前戯をして濡れてきたら挿入して、2~3時間頑張ってピストン運動をして射精をする、ということではありません。

2時間でも3時間でも「愛戯」を行うということです。キスは、唇と唇による愛撫であり、挿入は、ペニスによる膣への愛撫であり、膣によるペニスへの愛撫です。キス、フェラ、クンニ、性交などの愛戯を、無限の自由を持って楽しむ、ということです。

会った時から愛戯は始まっています。眼差しも、会話も、手を繋ぐのも、愛戯です。指先が女性に触れるか触れないかの超ソフトな愛撫(アダムタッチ等)により、微細な刺激が女性の全身で感知され、性感脳(物理的な刺激を「気持ち良い」と判断する脳)の働きが活性化され、開花することで、女性の感度はどんどん敏感になっていきます。

エロティックな喘ぎ声を上げたり、身を仰け反らしたり、小刻みに体を震わせたり、体を左右によじったり、…。官能的な女性の姿態を見て、男性は感動します。虜と化した男性は、射精をすることも時が経つのも忘れて、愛戯に夢中になります。これが、本当のセックスの「醍醐味」です。スローセックスとは、時間を忘れて楽しむセックスです。

アダム徳永氏は、提唱する「スローセックス」を普及させるために、2004年にセックススクールを開設しました。氏がセッション(=セックス)をした女性の数は2005年当時で既に千人を超えているとか。氏による実技指導は、同業者のやっかみがあったり、週刊誌で叩かれたりして、一時中断していましたが、今は復活しているようです。

次回は、スローなセックスの実践について、書いてみたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

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