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廃用性萎縮という言葉がありますが、これは、長い期間、筋肉を使っていなかったことによって、機能が衰える症状のことです。
セックスをずっとしないことが原因で、女性の体にも、廃用性萎縮が起きます。基本的には、生殖可能な年齢にある女性、つまり相応な量の女性ホルモンが分泌されている女性は、膣や子宮に廃用性萎縮が起きることはありません。
しかし、日頃からセックスをしておらず、女性ホルモンが著しく減少した状況では、膣や子宮の健康を維持することは難しいです。
閉経以降、女性ホルモンの分泌は低下してきます。そのまま放置しておくと、枯渇してしまいます。セックスに対してあまり積極的にはなれず、膣や子宮に刺激がなくなってしまった60代や70代の女性に、廃用性萎縮は起きてしまいます。
症状としては、①膣が乾燥して痒くなる、②子宮がん検診でクスコ(膣鏡)が入らなくなる、③おりもの異常 ( 色、臭い、量 )、④排尿時痛、⑤頻尿、⑥膀胱炎、⑦尿漏れなどが起きてしまいます。また、久しぶりにセックスをしようとすると、性交痛や性交後の出血が起きてしまいます。
男性は、ベッドインすると、何が何でも挿入して射精をするものと思い込んでしまっています。しかし、女性は、そればかりを望んではいません。お互い裸になって「ハグしてもらえるだけで満足」という女性は多くいます。
たとえ男性が中折れしてしまっても、女性はそれほど気にはしません。挿入がなくても、射精がなくても、女性は男性の愛情で感じるものです。大事なのは、機能よりも気持ちです。
勃起して、挿入して、射精することだけが、セックスではありません。愛するパートナーと、心も体も絡み合って、気持ち良くなることが大切です。愛するパートナーと肌を触れあって、気持ち良くなることができれば、女性ホルモンの分泌が増進され、廃用性萎縮が起きることはありません。
セックスレスは、コミュニケーションの不足から起きています。コミュニケーションが足りないと、女性は濡れません。濡れていないのに無理に挿入しようすると、女性は痛くなってしまいます。この繰り返しで、性交痛を恐れて、セックスを拒否するようになってしまいます。
また、男性の自分勝手なセックスでは、女性は気持ち良くなることができず、これの積み重ねで、セックスを拒否するようになってしまいます。
大切なことは、パートナーが気持ち良く感じているか、ということです。そして、パートナーを信頼し、気持ちを分かち合うことも大事です。
セックスの時は裸になりますが、その際、心も裸にならないといけません。そして、気持ち良いセックスをするためには、どうして欲しいのか、相手に伝えるというコミュニケーションが必要です。
どのようにしたら気持ち良いセックスができるか、パートナーと話し合ってみましょう。お互いに、気持ち良かった点・良くなかった点、どうして欲しいか・どうしてあげたいかなど、話し合って、相手の望む性行為ができるよう、歩み合うことが必要でしょう。
ただし、無理に相手に合わせることはありません。お互いに納得できる点を探しましょう。そして、新しいことに挑戦してみるのも良いでしょう。
ハウツー本やAVも参考になります。しかし、感じ方は、人それぞれです。年齢を重ねることによって変わってくることもあります。マニュアル通りにやって、感じることもあれば、感じないこともあります。AVはオナニー用であり、AV女優の感じ方も喘ぎ声も、演技です。しかし、それで感じるという女性もいます。
少しずつ挿入の角度を変えたり、押す・突く・擦るを交えてみたり、動くリズムや速度に変化をつけたり。セックスに正解はありません。愛撫すべき場所、強弱の付け方、時間のかけ方は、相手の反応を見ながら、最適なものになるように心がけましょう。
相談しながら、思いつくまま、いろいろなことを試して、その都度、お互いに、反応を探って、何かどう良かったのかを話し合ってみるのも良いでしょう。
セックスが上手くなる秘訣は、観察力にあります。相手の感じ方を、どれくらい細かく観察できるかということです。
マニュアルやAVは、あくまでも参考です。パートナーと相談しながら、自分たちに合ったセックスを作り上げて行きましょう。そして、新しい性感を開発していきましょう。
セックスを続けることによって、廃用性萎縮は防げます。パートナーと仲良く、健康的な人生を送りましょう。
次回は、性欲の減退・増進で悩む女性について、書いてみたいと思います。