[PR]二階堂支配人がおすすめする出会えるサイトはこちらになります!(18禁)
日本には素晴らしい混浴温泉がたくさんあります。閉業する旅館や、男女別々の温泉に変える旅館もあるため混浴は年々減ってきていますが、伝統を守りながら大切に混浴温泉を残している旅館も数多くあります。家族や恋人、温泉で初めて出会う人も、男女関係なく楽しむことができるのが混浴温泉の魅力です。
混浴は、日本の温泉文化のひとつです。近世以前の温泉地では、男女が同じ湯船に入浴するのが日常的でした。明治時代以降、男女別に湯船を分けることが一般的になり、現行の法令では事実上、混浴の新設はできない上に、入浴者のマナー違反が問題視され、混浴温泉は年々減少しています。しかし、歴史ある温泉地や共同浴場の一部では、現在も混浴文化が健在です。
日帰り温泉を規律する公衆浴場法には男女の混浴について明言している条文はありませんが、第三条で「衛生及び風紀に必要な措置を講じなければならない」とされ、「措置の基準については、都道府県が条例で、これを定める」と規定されており、厚生労働省から基準が示され、条例で混浴が禁止されています。旅館等(の共同浴室)については、旅館業法第四条に同様の規定があります。
2020年12月10日、厚生労働省が定めている「公衆浴場における衛生等管理要領」等が改正され、公衆浴場、旅館等の共同浴室における混浴制限年齢の目安が「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に引き下げられました。
混浴温泉の特徴として挙げられるのが、源泉の質が高いことです。循環ろ過が導入される以前から存在する湯船がほとんどなので、基本的に源泉かけ流しです。また、自然湧出している場所に湯船がつくられるため、景色の良いロケーションであることも多いです。
女性が混浴温泉に入るのは勇気がいりますが、温泉好きな人こそ入浴し、その魅力を知ってほしいと思います。混浴温泉では、みんなが楽しく利用できるよう、「他の入浴者をじろじろ見ない」「大事なところは隠す」など、マナーを守って入浴することを心がけましょう。
外から丸見えだったり、脱衣所が男女一緒だったり、なかなかハードルの高い混浴温泉もあります。現在では、湯浴み着や水着やタオル巻きは一般的になりつつありますが、全裸でなければ入浴できないという、裸での入浴に価値を置くこだわりのある混浴温泉もあります。また、利用者からは「湯浴み着では風情がない」という声もあります。
泉質劣化を危惧する温泉地などでは、殺菌剤を使用しない場所も多数存在し、衛生的な観点から、専用の湯浴み着だけで、タオルの使用を禁止している温泉もあります。一方、岡山県の湯原温泉「砂湯」では、過去に過激な行為があったとかで、子供たちにも安心・安全に楽しんでもらえるように、「隠そう下半身」と書いた看板を脱衣所などに掲げて、男性客にもタオルや水着などの着用を促しています。
女性が入りやすい混浴温泉としては、乳白色に濁った温泉で、脱衣所から湯船に浸かった状態で、混浴に行けるようになっている長野県の「泡の湯旅館」がお勧めです。秋田県乳頭温泉郷の「鶴の湯」も同様です。濁り湯の温泉は各地にあり、タオル巻きで入ってしまえば、透けて見えないので、タオルを取って全裸になって温泉を楽しむことができます。
混浴温泉における女性の敵は、「ワニ」です。混浴温泉に出没するワニは、女性の入浴客を待ち伏せする一部の男性のことです。ワニが水面から目だけを出して、獲物を狙う姿に似ているので、そのように呼ばれています。
ワニは、不快で迷惑な行動を取ります。ワニの目的は、女性の裸体を見ることです。女性が入浴すると、ジロジロ見つめることがあります。女性が入浴する際や湯船から出る動きに敏感に反応し、位置を変えたり、視線を送ったりします。女性が近くにいるときに自然な振りをして距離を縮めてきます。長時間の滞在に対応するために、ペットボトルなどのドリンクを持ち込んでいる場合も多いです。
ワニの行動パターンとしては、女性が入浴するのを長時間待つため、長く温泉に浸かっています。女性用の脱衣所や入口の近くで待機し、女性が入ってくるのを見計らっています。女性が入ってくる度に何度も入浴を繰り返します。温泉内で異常に静かに振る舞う、または目立たないようにしています。
混浴温泉で女性が安全に楽しむためには、次の対策が効果的です。湯浴み着を着用することで、ワニからの不快な視線を避けることができます。夫や親しい友人など、信頼できる男性と一緒に入浴することで安全を確保できます。ワニは特に女性が湯船に入る時や出る時を狙うことが多いので、入浴時にはまず周囲を確認し、他の入浴者の様子を見ることが大切です。出浴時には、素早くタオルで体を覆い、視線を避けるようにしましょう。
少数ですが、ワニを歓迎するカップルや女性もいます。SNSなどの掲示板に入浴日時を掲載し、ワニを誘って、裸体や行為を見たり見られたりして、入浴客もワニも、お互いに楽しんでいるそうです。見られることで快感を得る女性もいるとか。
いろんな混浴の楽しみ方があると思いますが、周囲の人に恐怖感や不快感を抱かせないのがマナーです。混浴に対する抵抗感を減らし、世代や性別に関係なく、混浴の文化を楽しめるようにしたいものです。
次回は、トランス女性と女湯について、書いてみたいと思います。