女性は、男性器やセックスをどう感じているのでしょう。美術大学を出て男性のヌードやセックス場面を写真に撮ることを趣味とする女性に聞いてみたことがあります。男性器の勃った姿は美しくて、まるで彫刻のようだ、とも言っていました。
セックスをしているところを写真に撮らせて欲しいと言われましたが、さすがにそれは断りました。勃起した写真は提供しましたが。
勃起した男性器を見ると喜ぶ女性は多いようです。件の女性は、自分に興奮してくれている証拠で、嬉しくなると言っていました。男性器は大きさの変化が目に見えてわかるので、見ていて面白いそうです。女性にはないから、不思議なモノだなぁと、つくづく観てしまうこともあるそうです。
勃起すると血管が浮き出て男らしさを感じるし、亀頭のすべすべな感じも大好きだとも。
そそり立つフォルムに、美しさを見出すそうです。
女性が男性器と男性の性行動をどう見ているかについて、ある雑誌のレポートを読んだことがあります。
20代の女性は、男性器の素晴らしさを味わうのにはまだ早いようです。男性器は単なる棒で挿入するものとか、形はどんなものでも入ったらOKとか、グロテスクであまり見たくないとかで、美を感じることはないようです。
30代になると、幾人かの男性経験を経て、男性器の魅力に気づき始めるようです。一見グロくても、食べてみたら美味しい。見た目はさておき、味も食感も大好き、という意見があるそうです。
30代後半から40代になって、セックスを堪能できる心の余裕が生まれると、男性器はより愛おしい存在になるようです。
勃起している男性器を両手で包んで、ゆっくりと口に含みたくなる。相手の男性がそれなりの歳になって、しょんぼりした男性器を見る機会が増えることで、勃った姿がより美しく感じるようになる。女性が刺激を与えることで、ムクムクと大きくなる姿にドラマを見出す。などの女性もいるそうです。
女性からみて、男性器は概ね6タイプに分かれるというレポートもあります。それぞれに女性が気持ち良さを感じる特徴があるそうです。
①カリ高型: カリが高く、サオとの間に高低差があるので、ペニスを出し入れされたとき、内奥が掻き出されて膣の入り口が広げられる陶酔感が堪らない。
②総太り型: 長さはないが、根元から先まで一本調子で太いので、膣口を広げる特徴がある。太くて長いペニスを好む女性もいる。
③先細り型: 根元が太く先端に向けて細っていて、子宮口近くまで届くため、根強いファンがいる。長いのを好む女性もいる。
④湾曲型: 上下左右のいずれかに曲がっていると、女性器内で存在感を発揮する。挿入する角度によってGスポットをグリグリ刺激してくれるので、好む女性もいる。
⑤中太り型: 先と根元が細く、幹の部分が膨らんでいる。挿れられ感が良い。膣が満たされる感じがして、ゆっくり動かれると、頭がおかしくなりそうと言う女性もいる。
⑥砲弾型: 亀頭が丸く、まっすぐに膣に突き刺さる形。抵抗が少なく、いかようにも角度をつけられる。亀頭からサオの部分がほとんど同じ太さで、男性器が一本キレイに直立していて彫刻みたいだと感想を述べた女性もいたそうです。
みんな違って、みんな良い、ようです。重要なのは、男性器のフォルムに合ったセックスの仕方です。参考にしてみてください。
日本人の男性器の勃起時の平均的な長さは13cmと言われています。そこから±2cmが理想的なサイズで、これを上回れば巨根の部類に入ります。
巨根が好きだという女性もいますが、巨根の持ち主の多くは、セックスが雑です。男性器が大きい人は、自分の大きさを過信して愛撫がおざなりです。そんな状態で挿入されたら痛いだけ。よほど濡れているか、緩い女性でないと、気持ち良くは感じないでしょう。
逆に、男性器が小さい人は、劣等感からか、愛撫をきちんとしてくれて、快楽を得ることができます。セックスの良し悪しは総合力であり、サイズの大小ではありません。大事なのは、その形に合った体位を使えるかどうかです。快楽を与えてくれる男性器は、形としての美しさを感じ、愛おしい存在となります。
東京大学出身の男性が代表を務める一般財団法人ホワイトハンズでは、男性ヌードも描くイベントを開催しています。都内だけでなく、地方でも開催していて、若い女性もたくさん描きに来ています。興味があったら、参加してみてははいかがですか。
次回は、女性の性衝動について、書いてみたいと思います。