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セックスの際に、一番快感が高まるのは、男性も女性も、オーガズムを感じたときであり、俗に言う「イク」ときです。男性は、それが一回こっきりであり、しかもごく短い時間で終わってしまいます。
女性は、一回の性交で、何回も波状的なクライマックスが訪れることが多く、時間的にも、一回のオーガズムが30秒またはそれ以上続くことがあります。
そこで問題になるのが、男性はいつ絶頂を迎えれば最も満足できるか、という点です。セックスをリードし、しかもオーガズムが一回しかない男性にとって、これは非常に悩むところです。
女性と同時にゴールインすれば最も一体感が得られる、という意見もあるでしょう。女性を先にイカせて失神寸前の狂態を見届け、自分は一歩遅れてイクのも深い満足感と征服感を味わえる、という意見もあるでしょう。
「同時か、それとも女性が先か」については、房中術の「施写」(せしゃ)では、
「射精をしたくなったら、女性の快感の程度を見計らい、オーガズムの時が一致するように、同時に漏らすべきである」と記述しています。
施写とは、射精のことであり、この項では、射精の時の心構えや回数について、述べています。
一方、性の交わりには男女の精神的和合が必要であると説く「和志」(わし)には、
「女性が先に絶頂に達し、嬉々とした表情を見せていれば、男性は衰えることがない」と記述しています。
つまり、女性を先にイカせることがベターだとしています。
このように、相反した見解が房中術の中に見られます。同時かそれとも女性が先か、射精の時期の選択については、各人の好みで良いように思います。
女性の絶頂感は、波のように続いて起きてきます。絶頂の山と谷が繰り返し訪れます。「同時にイク」にしても「女性が先にイク」にしても、どの時点で射精をした方がいいのか、ということがあります。
おススメは、女性が最初の山に昇りつめ、ピークを越えて、下り坂に入ったところ、つまり、女性が最初の絶頂期を越した時点で、男性が射精するというものです。
男性は、女性が完全に達したことを目視や身体全体で確かめてから絶頂感を迎えるので、満足感は十分に得られます。女性の性感は、快感曲線グラフの山から谷へと移ってはいますが、快感はそれほどダウンしたわけではなく、実際には、女性はずっと快感を感じ続けていて、ちょっとしたことで、次の快感の山、つまり二回目のオーガズムを迎え始めてしまいます。
その二番目の山は、男性の射精が引き金になって訪れることもあり、これなら男性は、女性を先にイカせた満足感と、一緒にオーガズムを迎える歓びを、同時に得られることになります。
そして、後戯を行えば、女性は三番目の快感の山に昇りはじめます。その恍惚とした表情や仕草が、男性の勃起力を回復させてくれます。体力的に勃起の回復ができない場合でも、後戯によって女性を第三の山、そして第四の山へと昇りつめさせれば、望外の満足感を得られるでしょう。
房中術の「臨御」(りんぎょ)には、次のような記述があります。
「玉茎を一気に奥まで突き立て、射精し、双方が絶頂に達する。しかし、そのまま玉茎を抜かないで反復往来すると、女性は叫んでオーガズム状態を持続する。そのあとも、九浅一深の法で変化をつけた玉茎の動きを続行すれば、女性は何度でもいき続ける」
女性を何度も絶頂感に導けるテクニックと体力を備えていれば、男性は、男冥利に尽きるでしょう。
女性も、体力のある限り、快感を感じ続けられます。相性が合っていれば、次々と愛液があふれてきて、また汗も出てきて、布団はびしょびしょに濡れてくるでしょう。時間の許す限り、一晩中でもセックスを楽しむことができます。
このように女性は、何度も絶頂感を味わえますが、場合によっては、呼吸困難になってくることもあるようです。また、女性器から愛液が出なくなってしまうこともあります。そして、膣が乾燥しはじめます。そうなると、快感どころか、苦痛になってきます。
愛液が出なくなると、ピストン運動も上手くいかなくなります。そうなったときは、潤滑剤を使って無理矢理続けるのではなく、速やかに後戯に移りましょう。
次回は、房中術における、射精の抑え方について、書いてみたいと思います。