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女性の絶頂は、外から見た限りでは、なかなかつかめません。さらに、女性によって、表現には大きな差があります。大声を上げて激しくのけぞる女性もいれば、よく注意していないと、その変化になかなか気づかないという女性もいます。
房中術には、女性が絶頂を極めた時の表現について、「十動」のうち、八、九、十に、詳しく記述しています。これらは、女性が示す外面的な仕草や動きを示しています。
第八段階は、「身を起こして男に向かってくるのは、絶頂に達そうとしているからである」とあります。オーガズムに近づいてくると、女性は、男性にしがみついてきます。これは、女性が全身の接触感を求めての行為と思われます。
第九段階は、「体を反らして伸ばすのは、快楽の絶頂をさまよっているからである」とあります。さまよっているのは、筋肉が収縮している段階ですが、やがて弛緩が起きて、オーガズムに達します。
第十段階は、「陰液滑らかなるものは、精既に漏れたるなり」とあります。膣壁から分泌された愛液に古くなった膣上皮が混じった白濁液が膣から流れ出てくれば、女性は既に絶頂の段階にいます。
現代の医学は、女性の性的興奮における、女性器の形態的な変化について、計測しています。女性が興奮すると、クリトリスが膨張します。いったん膨張し、包皮から露出したクリトリスは、オーガズムを経験すると急速に縮小し、また包皮の中に隠れてしまいます。
大陰唇も、厚みが増大して、膨張します。小陰唇も、膨らみ、堅くなり、開いて、膣口が露出します。これらは、中を通る血管が膨張し、血液が充満するためです。性的な興奮が続いている間は、小陰唇はずっと膨らみ、堅くなり続けて、ペニスを包みます。興奮が足りないときは、薄くて柔らかいため、挿入時に小陰唇を巻き込んだりしますが、興奮の度合いが高いと、膨らんで堅くなるため、巻き込まれなくなります。
しかし、このような女性器の形態的な変化は、セックスをしている最中に中断して確かめるわけにはいかないので、実際には、房中術で記述されたように、女性の仕草や動きから判断する以外にはないでしょう。
男性は、房中術で記述されたような女性の反応をよく知り、それによって、女性の性感の高まりの程度を判断することが大切です。誤解があると、間違った動きを取ることになり、男性が先に終わってしまったり、女性に不要な苦痛を与えることになってしまいます。
セックスは、男女のコミュニケーションであり、女性を尊重するなら、女性の欲望をよく知って、男性が、その変化に応じた動きをするのは、当然のことだと思います。
房中術における女性の反応については、「五欲」(ごよく)にも、記されています。
「三、精液がにじみ出すと、身体を動かして男を抱き締める。四、心よく充たす者は、即ち汗を流し、衣類を湿らす。五、絶頂に達すると、身体を突っ張り目をつむる」
精液は、女性ですので、愛液のことです。心よく充たすとは、オーガズムの前段階のことです。女性が絶頂期に汗を流すことについては、現代の医学でも実証されています。
女性が絶頂期に達し、シータ波の脳波を出しているときは、内股の発汗が強く表れるという実験結果があります。その際、全身にうっすらと汗をかくときは、絶頂感を示す脳波のシータ波も安定していると観察されています。つまり、全身にうっすらと汗をかくときほど、深く感じているということになります。
女性が実際に感じているかどうかを見極めるには、汗に注目するのが有効です。大声を上げて、叫び、悶える女性が、全く汗をかいていないようだったら、それは演技であることが一目瞭然です。
「絶頂に達すると、身体を突っ張り目をつむる」についてですが、女性が、悶えたり、仰け反ったり、全身を硬直させたりするときは、最も感じているときではなく、オーガズムに至る直前の状態です。女性が絶頂期に入ると、こうした動作は、一切終わった状態です。
女性がオーガズムに達したときは、全身の筋肉は、既に弛緩しはじめています。ぐったりとなっているときこそ、エクスタシーの頂にいます。
実験で、脳波と筋電図と興奮曲線を比較したところ、絶頂感を示す脳波は、筋肉の動きが収まったときに、強く表れています。つまり、女性が「死ぬ、死ぬ」とか「イク、イク」などと言って、男性の背中を掻きむしり、全身を硬直させるのは、絶頂感の入口であり、本当に絶頂感に浸っているときは、「死ぬ」とか「イク」とも言えず、完全に伸びきってしまった状態のときです。
セックスの時に、一番快感が高まるのは、男性も女性も、オーガズムを感じたときであり、俗に言う「イク」ときです。男性は、それが一回こっきりであり、しかもごく短時間で終わってしまいます。女性は、一回の性交で、何回も波状的なクライマックスが訪れることが多く、時間的にも、一回のオーガズムが30秒またはそれ以上続くことがあります。
次回は、房中術における、射精のタイミングについて、書いてみたいと思います。