あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
久々に東京に戻ってきました。
快晴ですが、寒いですね。
都内某所で茶会があり、参加します。
ちょっと変わった趣向で、緊縛茶会。
和服で着飾った四人姉妹が縛られます。
一枚ずつ脱がされて、最後は全裸…。
私も和服で参加しようと思っています。
無毛の股間が風邪をひかないよう、赤い
褌をきりりと締めて、行ってきます。
閑話休題。
今回は、オーガズムの仕組みのお話です。
人はどのようにして、オーガズムを感じるのでしょうか。
感じるのは脳ですが、感覚受容体と神経伝達経路に男女の違いがあるようです。
男性の場合は、性的刺激が高まると、自分の意思とは無関係に反射的に射精が起きます。
射精は主に亀頭冠への刺激によって誘発されますが、刺激の総量がある限界値を超えると脊髄にある射精中枢から生殖器を取り巻く筋肉群へ射精指令が発出されます。
尿道を精液が通過するときの快感がオーガズムであるといわれることがありますが、もしそうであれば、排尿のときにも同じ快感があるはずですが、それはないですね。
射精時に前立腺が収縮することによって射精管をとりまく快感神経が刺激されて、男性のオーガズムが発生すると考えられています。
一方、女性は、ペニスの挿入だけでは、なかなかオーガズムに達することができません。
一定の時間ピストン運動を繰り返せばイケるような単純なものではありません。
愛撫はどんな相手にされても気持ち良いというわけではありません。
赤ん坊に乳首を吸われても興奮しませんが、夫に吸われれば興奮します。
同じ刺激でも、相手や状況が変わると感じ方が異なります。
また、性的感度と知識・記憶とは、密接に関係しています。生育歴も影響します。
親から、幼少時にオナニーを禁じられたり、思春期に男女交際を禁じられたり、結婚するまではセックスを禁じられたりすると、無意識に性的な感情を抑圧してしまい、オーガズム障害が起きている可能性があります。
女性をオーガズムに導くためには、単にピストン運動をするだけでなく、視覚的・聴覚的な刺激を加えてより興奮を高めることも大切です。
女性も視覚情報や聴覚情報で興奮が高まります。
女性向けのAVは人気があるようです。男性向けのAVを好む女性もいます。
研究によると、刺激的な映像を観て性的興奮が高まる割合は、男女差がないそうです。
AVに対して女性が嫌悪感を口にするのは、植え付けられた道徳観からのようです。
決して、エッチな内容そのものについての嫌悪感ではありません。
最近はスマホでもAVを観ることができ、かなりの女性がアクセスしているようです。
AVを観て、妄想を広げて興奮し、オナニーをして、すっきりして安眠するパターンのようです。これは、男性も同じですね。
3Pや陵辱モノを好む女性も多いようです。非現実的な内容がより興奮するようですね。
性行為によって女性が興奮する姿を観ることで、自分もセックスをしたくなるようです。
他人の淫らな行為を観ると、脳の中で自分の過去の経験と結びつけて、気持ち良かったという記憶が蘇り、性的興奮を引き起こすためのようです。
性感帯で受け取った刺激を脳が性的信号に変換することで、性的興奮が高まります。
女性の性的満足度を高めるためには、ピストン運動をたくさんするだけでは十分ではなく、聴覚や視覚も刺激して、脳で興奮を増幅させる努力も必要です。
オーガズムの仕組みを解剖学的に見ると、男性の性器から脳に快楽を運ぶ神経伝達ルートは1本だけですが、女性は3~4本のルートを持っています。
陰核からの刺激は脊髄を通って脳に伝わりますが、膣からの刺激は、脊髄の外から脳につながる迷走神経を通じて伝わります。
陰核のオーガズムと膣のオーガズムでは感じ方が違うように感じるのは、快感刺激を伝える神経が異なるためです。
全ての女性が共通してオーガズムに達しやすいのはクリトリスですが、膣内の刺激によるオーガズムは人によって差があります。
また、同じ部位の刺激でも、オーガズムに達する女性と、そうでない女性がいます。
それは、先ほど述べた性的感度と知識・記憶が人によって違うからです。
また、脳への伝達経路である迷走神経が人によって違うからです。
まさに、オーガズムは脳で感じているからです。
膣からのオーガズムは脳に信号が届くとドーパミンやエンドルフィンなどが放出されるため、その後は刺激を感じやすくなり、ますます個人差が出てきます。
一方で、無意識のうちに抑圧されている女性は、快感刺激が脳に伝達されても、脳が快感と感じることができず、オーガズムとは無縁の人になってしまいます。
次回は、オーガズムの種類について、書いてみたいと思います。