[PR]二階堂支配人がおすすめする出会えるサイトはこちらになります！(18禁)
房中術（ぼうちゅうじゅつ）とは、中国の古くから伝わる養生術の一種で、性交指南術のことです。「房」は寝室を意味し、寝室の中での術ということになります。性生活において間違いがあれば、長生きができず、病気にもなる、と教えているものです。
養生術とは、中国道教で生み出された、種々の健康法のことです。道教を志す人は、それぞれの養生術を使い、健康を促進したり、老いを遠ざけたりすることを目指していました。
養生術の中には、精養生と呼ばれるものがあります。精養生とは、セックスを通した健康法を意味します。セックスによって、お互いに精気を交換し、循環し合います。もちろん、ただセックスを行うだけではダメで、きちんとした技の指南を受ける必要があります。それらのテクニックや技を行った結果、健康になったり不老長生が実現できたりすると考えられていました。
つまり、セックスによって、体の調子を整えたり、健康の増進を図ったりするもので、夫婦やカップルにおける性の営みに関わる、色々な技を提唱するものが房中術です。
古代中国で、不老長生を目指していたのは、主に道士と呼ばれる人達です。道士とは道教を志して、その教えに従って活動していた人達のことです。道士の最終目標は、タオ（道）と一体化することでした。
タオとは、あらゆるものの普遍の真理を意味します。タオと一体化すればいわゆる仙人となり、神通力を使えるようになると考えられていました。道士は仙人に憧れ修行を積みますが、タオと一体化するには、途方もない時間が必要とされます。そのため、中国道教では、数多くの不老長生のための技が生み出されていきました。
さまざまの養生の技の中には、健康法として現在でも通用するものから、とても信じられない内容のものまであります。それは全て、道士の目指す不老長生を目的としていました。その当時は、男女の営みは非常に重要な意味を持っていました。このことから、房中術はただのセックスの指南書ではなく、道教に深く通じるものでした。
房中術に対しては、儒教も大きな影響を与えています。儒教は、孔子を始まりとする思想や信仰のことで、中国や韓国などで重要な位置を占めています。儒教では、子をなすことが大事な行いである、という考え方がありました。房中術は、主に中国大陸を治める権力者の間で伝えられてきましたが、それは彼らにとって、子をなすことは非常に重要だったからです。儒教の影響もあって、房中術は語り継がれ、現在まで残る著名な技の一つとなりました。
中国道教で房中術に求められていたものを、そのまま今の時代に当てはめることはできません。セックスで不老不死になれないことは分かっていますし、子を作るかどうかも、個人の自由です。結婚するかしないかすら、個人が選択すべき事柄の一つです。
しかし房中術は、セックスの様々な技を指南するもので、今でも、パートナーとのセックスは、二人にとって大切なものです。そこに房中術がなんらかの効果をもたらすことはありえますし、充分に試してみる価値はあります。
房中術の効果については、①人を大事にできる、②若々しくいられる、③健康的である、といわれています。
セックスの話題は、どれだけ親密な間柄であっても口にしがたいものです。したがって、自分本位だったり相手本位だったりしがちです。しかし、それではどちらかにとって苦痛なものになりかねません。房中術では、お互いを思いやって、お互いのことを考えて行うことが技の一つとされています。
セックスは、肌と肌が触れ合うことによって、お互いを確かめ合うことができます。房中術は、お互いの気の交わりによって、お互いが足りない気を補うという効果が得られるといわれています。房中術を実践した結果、二人の関係がより良いものになる効果が期待できます。
パートナーとの関係が上手く行かないと、それだけで強いストレスになります。逆にパートナーとの関係が上手くいっていると、世界が輝いて見えます。
ストレスは美容の大敵です。ストレスによって吹き出物が出たりなど、肌の調子が悪ければ、どうしても老けて見えてしまいます。大事な人とのセックスは、あらゆる観点から考えて、ストレス解消効果があります。それに加えて、パートナーとの関係性を良くすることができるので、道教の不老長生とまではいかないですが、アンチエイジングの効果があると言えます。
健康を保つためには、適度な運動が必要です。セックスには、それなりの運動効果を望むことができます。一説によると、一回のセックスで約70キロカロリーが消費できるそうです。また、パートナーに体を見られることによって、気持ちの上でもダイエットの意欲が高まります。これらの相乗効果で、ダイエット効果を望むことが可能です。
房中術は、「女性が男性を虜にするセックステクニック」とも呼ばれており、セックスにマンネリ化してしまったら、ぜび房中術を取り入れてみましょう。
次回は、男女和合の考え方である陰陽五行思想について、書いてみたいと思います。
この記事の著者
