一酸化窒素の効用

  • 2018-11-30
  • 一酸化窒素の効用 はコメントを受け付けていません

体内で生成される一酸化窒素は、勃起に関わるほかに、様々な効用があります。

勃起と同じ仕組みで、全身の血管をしなやかに拡張させます。

また、血液をきれいにしてサラサラにする作用もあります。

これらの作用によって、動脈硬化の防止、血圧の安定、血行促進の効果があります

このような作用の結果、細菌・ウイルス・老廃物を除去する、脳神経が活性化する、免疫力が向上する、活性酸素を除去する、などの効果が現れます。

これらの効果により、脳梗塞・動脈硬化・糖尿病・認知症・癌の予防に役立っています。

生体内の一酸化窒素は、血管内皮細胞の働きで、一酸化窒素合成酵素によってアルギニンと酸素から生成されます。

アルギニンを含有するドリンク剤は独特の臭いがしていかにも効果がありそうですが、ドリンク剤などでアルギニンを大量に摂取すれば一酸化窒素の大量分泌となって体が活性化するかといえば、そうでもないという説もあります。

サプリによらなくても、血管内皮細胞の働きを高めて、一酸化窒素の分泌を促す方法があります。

最も効果的なのがウオーキングなどの有酸素運動です。

このほか、血管拡張マッサージ、38度くらいのお湯での半身浴、DHA・EPAを豊富に含む青魚の摂取などがあります。

有酸素運動で全身の細胞に血液を巡らせ、また、マッサージによって血管を拡張させることにより血管内皮細胞が活発になり、さらに、DHA・EPAによる血管上皮細胞の機能向上によって、一酸化窒素の分泌量を増やすことができます。

一酸化窒素の分泌を促す方法の一つに有酸素運動がありますが、セックスは有酸素運動かどうか、気になりますね。

男性の性欲を処理するためだけの一方的なセックスは、激しい動きになりやすいので、有酸素運動とはいえないようです。

しかし、じっくりと時間をかけて感情を高めさせ、全身を使ってセックスを行えば、オーガズムを感じる頃には、汗をかき、息も荒くなって、心拍数も増えてくるので、有酸素運動といえる運動になるそうです。

気持ちの良い楽しいセックスでEDが改善でき、健康な体になれるって、素敵ですよね。

さて、こんなに素晴らしい一酸化窒素ですが、この物質によって陰茎をより大きくできないか、という研究を行っている人たちがいるそうです。

一酸化窒素には、前述の通り、血管を拡張する・血管を柔らかくする・血液の循環を良くするなどの作用があります。

勃起の仕組みで述べたように、血管を拡張することによって、陰茎に血液が大量に流れ、膨張率が上がります。

では、どれくらい大きくなるのでしょうか。

長さは、引っ張ってみれば分かります。それが勃起時の最大の長さです。包皮はもっと伸びますが、陰茎海綿体はそれ以上には伸びません。

太さも、陰茎海綿体を包んでいる厚い白膜以上には太くなりません。ただし、白膜の大きさは見えないので、実際に陰茎がどれくらい太くなるかは、やってみないとわかりません。

硬さについても、血液の圧力で陰茎の血管や白膜が破れるような硬さになることは、生体防御機能が働き、ありえません。どれくらいが限度なのかはわからないので、どの程度の硬さになるかは、やってみないとわかりません。

有酸素運動やマッサージやDHA・EPAの摂取等により一酸化窒素の分泌量を増やして、性的な刺激をフルに感じで、陰茎がどれくらい太く硬くなるか、試してみる価値はありそうです。

試した結果をコメントしていただけると有り難いです。

次は、勃起に重要な関わりのある自律神経との関係について書きます。

この記事の著者

アバター画像

star

セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る