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不倫関係の執筆をされている亀山早苗氏の書籍を読んで、不倫に走る男性の心理を考察してみました。大恋愛の末に結婚し、妻とは大の仲良しであっても、浮気をする男性は後を絶ちません。そうかといって家庭をおろそかにするわけでもない。家庭や家族を大切にしながら婚外セックスを楽しんでいる。離婚をする気はサラサラない。男性の浮気は、複数の女性を愛せる男の性なのかもしれません。
今回は、カウンセリング活動において、数少ない男性相談者から聞いた、妻とはできないことに関して、書いてみました。
A氏は、金融機関の支店に勤める35歳。結婚12年目の妻とは大の仲良し夫婦。週末のテニスをはじめ、どこへ行くにも一緒。テニス仲間からは「おしどり夫婦」とからかわれるほどですが、実は、誰にも言えない秘密がある。それは、この5年間、セックスレス。きっかけは長女が生まれて、暫く遠ざかっていたこと。お互いをパパ、ママと呼んでいるうちに、何だか妻を性的な対象として見られなくなってしまった。それなのに、他の女性やアダルトビデオを見て興奮してしまう自分が情けない。妻は、この件については黙ったままだが、本当は寂しく辛い思いをしているかと思うと、申し訳なさでいっぱいだ。と、悩んでいました。
最近目立つようになったのは、男性の性嫌悪症です。性嫌悪症というのは、性行為はもちろん性的な事柄そのものに関して嫌悪感を抱くことです。かつては女性に多く見られる病気でしたが、最近は男性の患者が増えているといいます。
近年、セックスレスの夫婦が増えています。ある調査では、約4割の夫婦がセックスレスの範疇にあるというデータも出ています。もっとも多いのが「性嫌悪症」。性的な接触や性的なムードを極端に嫌って避けようとする症状です。かつては女性特有といってもいい疾患でしたが、10年ほど前から男性の方が多くなっています。妻に触れられただけで払いのけてしまうなど、深刻なケースもあるそうです。
決して性欲がなくなったわけではありません。男性の性嫌悪症の98%が、セックスできないのは「妻とだけ」で、性欲自体は正常。マスターベーションや浮気はできるといいます。だから、妻にとっては深刻な問題なのです。妻からしたら、「なぜ私とだけできないの?」と問いただしたくもなるでしょう。しかし、原因は結婚生活を続けていくうちに2人の関係性が変化してきたためで、夫だけを責めても始まりません。
性嫌悪症の発症の仕方はさまざまです。はじめは性欲低下障害だった人が、失敗やイヤな思いを繰り返すうちに性嫌悪症へ移行した場合のほか、これといった理由がなく、出産・子育てなどでセックスレスの期間があり、あるとき気づいたら、まったくイヤになっていたというケースもあります。
性欲低下が主な原因なら誰に対してもその気にならないのですが、近年増えている性嫌悪症は、妻に限ってその気が起こらないタイプのセックスレスです。だからといって妻のことを愛せなくなったというわけではありません。むしろ逆で、性嫌悪症の夫婦は非常に仲が良いことが多いです。問題は、どのように仲が良いかです。結婚生活を続けていくうちに、妻が母親・姉妹・友人のようになってしまう。こうした関係の変化が続くと、やがて相手をセックスの対象として見ることができなくなります。さらに、そうした想像をするだけで、あたかも近親姦をしているような恐怖が湧いてくるようになります。
日本人男性が性嫌悪症に陥る夫婦関係には、妻が母親に見えてしまうなど、次の5つのパターンがあります。①母と息子の関係に変化、②兄と妹、姉と弟の関係に変化、③親友関係に変化、④マスコット的関係に変化、⑤妻が嫌いになった。
このなかで最も多いタイプが①です。妻のキャラクターが母親的であったり、夫が妻に依存的だったりする関係性です。妻から母親のように小言を言われたり、妻が自分の母親に似てきたりして、夫婦関係のあり方が、男女関係ではなく母子関係のイメージになってしまう。そのような母親のイメージを持った妻に近寄られると、近親姦のイメージができてしまい、性交渉どころではなくなってしまいます。通常、男性は母親の裸など見たくもなければ、セックスしたいとも思いません。母親のような存在の妻が近づいてくると、近親姦のイメージが湧き、恐怖心を抱いてしまうのです。
同じことは②でも言えます。③の場合は親しすぎて、セックスのことを言い出すのが気恥ずかしいというものです。そして、④は妻が可愛くて仕方ない。頬にキスしたり、頭を撫でまわしたりと、目に入れても痛くないような可愛がり方をします。そういう妻から性的に誘われると嫌悪感を抱いてしまいます。①~④に関しては、セックス以外ではとても夫婦仲が良いのが特徴です。
⑤は、きっかけがはっきりと特定できるのが特徴です。共同生活をするようになり、化粧をする姿を見たり、あぐらをかいて座る、いびきをかくといった些細なことから、もう少し踏み込んだ性格的なことまで「嫌い」という感情が生まれて、セックスができなくなってしまいます。
最近、性嫌悪症に有効な薬物治療が発見されました。使う薬剤はエスシタロプラム(商品名レクサプロ)。抗うつ剤の一種で、社交不安障害の治療にも用いられています。社交不安障害とは、人前で話すことが苦手、部下の前で話せなかったりなど、言わば極端な「あがり症」のような病気です。あきらめないで専門家に相談してみましょう。
次回は、妻だけEDについて、詳しく書いてみたいと思います。