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男性の性感帯は下腹部に集中しており、女性のような性感帯はあまりないと考えられています。しかし、男性にも多様な性感帯があります。男性器以外で、男性が感じやすい主なポイントは、首筋、耳、乳首、アナル、太ももの内側などです。無自覚な性感帯も多いため、女性に触れられて初めて気持ち良さを感じて驚くことも珍しくありません。女性が感じやすいところは男性も感じやすい傾向があります。
男性の性感帯を開発するためには、男性の羞恥心をほぐしてあげる、一緒に性感帯を刺激し合って連帯感を高める、などの精神的なサポートをしてあげることも大切になってきます。
耳は意外と敏感な性感帯で、女性に不意に触られるとビクッとすることがあります。特に、耳の裏側には神経やツボが集中しているため、性的な興奮を高めやすいポイントです。耳はエッチな音にも敏感に反応しやすいため、愛撫や焦らしの幅も広がります。
耳はキスと一緒に優しく愛撫したり、舐めてあげたりすると感じやすいです。耳たぶを口に含み、舌で舐めたり吸いついたりしてみましょう。エッチな音を立てながら耳を舐めてあげることにより、音による刺激で興奮が高まります。
首筋には多くの神経が通っているため、外部からの刺激に敏感です。そのため、男性でも性感帯になります。不意に触れられると感じやすいだけでなく、抵抗感が少ないというのも首筋の特徴です。
首筋へのキスを何度も重ねたり、舌で舐め回したりしましょう。耳を愛撫する流れで首筋へ移動すると自然な感じになります。首筋を刺激すると興奮が高まります。うなじを後ろから舐めると、相手に自分の顔が見えないドキドキ感を与えられて効果的です。
太ももの内側には血管や神経が集中しています。ここを撫で回されると勃起する男性もいます。性器に触れるか触れないか、ギリギリのところを刺激して焦らす時に、太ももの性感帯が役立ちます。アソコを舐めてくれるかもしれない…という期待感で興奮を高めることができるので、焦らしプレイにもピッタリです。指の腹で撫でたり、性器の方へ向かって舐めたりしてみましょう。
乳首は、乳腺の有無の違いだけで、性感帯としての機能は女性とほとんど同じです。ただし、ほとんどの男性は乳首に関して無自覚なので、まだまだ未開発の状態です。あえて乳首を避けて舐めて焦らしたり、ソフトタッチで触れたりしてみましょう。男性が思わず声を出したり、くすぐったそうにしたりしたら、乳首が性感帯だという証拠です。開発してあげるともっと感じるようになります。
乳首を開発するためには、まず乳首で気持ち良くなれると男性に認識させてあげます。快感とリンクさせるために、フェラのときに乳首を触ったり、騎乗位で動くときに乳首を舐めたりすると効果的です。慣れていない男性はくすぐったく感じますが、このくすぐったさから快感が始まります。
アナルも男女に共通する性感帯です。指を入れたり舐めたりしてあげると、思わず声を出してしまうこともあります。アナルは敏感な性感帯としてのポテンシャルを秘めていますが、多くの男性は全くの未開発状態です。アナルは表面を触ったり舐めたりしても感じます。
男性の性感帯を開発する時の注意点は、①男性の羞恥心を解きほぐしてあげる、②一緒に性感帯を刺激し合う、ことです。
男性の性感帯を開発すると、お互いにセックスをもっと気持ち良いものとして楽しめるようになります。しかし、男性の性格によってはあまり刺激されたくないということもあります。男性の性感帯を開発するときは、羞恥心を解消してお互いに気持ち良くなれるような雰囲気づくりが大切です。
セックスでは、どちらかというと男性の方が女性の羞恥心をくすぐって、性感帯を刺激するのが一般的です。そのため、逆の立場になると男性が戸惑うこともあります。男性の羞恥心をくすぐって、軽いSMプレイのようなものも楽しみながら、男性の羞恥心を解きほぐしてあげましょう。
男性の性感帯を開発するとき、一方的にやりすぎると嫌がられることがあります。自然な流れをつくるために、お互いの性感帯を一緒に刺激し合うのがおススメです。例えば、アナルを刺激するときはお互いに舐め合ったり、手マンをしてもらった後にお返しとしてアナルを責めてあげたりすると効果的です。このように、同じようなことを一緒にすると、連帯感が芽生えて羞恥心や抵抗感も薄れていきます。
どちらかが一方的に攻めるよりも、猫がお互いの体を舐め合うように刺激し合う方が、愛もより深まって気持ち良くなれるものです。男性が性感帯をいじられることに慣れてきたら、好みに応じて攻守のバランスを変えていきましょう。
男性の性感帯の開発は、長い時間がかかる作業です。乳首やアナルは感じるようになるまでに、何回もトライする必要があります。焦れったく感じることがあるかもしれませんが、無理をしないことが肝要です。
次回は、フェラチオについて、書いてみたいと思います。