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短い間隔で何度も絶頂に達する状態をマルチプルオーガズムと呼びます。快感の波が絶え間なく何度も何度も訪れる連続オーガズムは、まさに女性の特権です。連続でイクために重要なのは、快感に没頭できることです。何度もイクなんて淫乱な女性と思われるのではないか、などという邪念を捨て、快感に対して正直になることが大事です。
オーガズムは大きく分けて、クリトリスオーガズム、Ｇスポットオーガズム、ポルチオオーガズムの３つがあります。
クリトリスオーガズムは、いわゆる賢者タイムが存在します。個人差はありますが、イッた後に触られると、くすぐったくなったり痛くなって、複数回イクのはきついようです。クリトリスオーガズムは一瞬の快楽で、ピークが落ちるのも早いです。
Ｇスポットオーガズムは、何度でもイクことは可能です。ただし、快感も強いので、個人差はありますが、体力的に何度もイクのはしんどいようです。
何度イッてもしんどくない、むしろ幸福感が増してくるのは、ポルチオオーガズムです。ポルチオオーガズムは、脳がこの刺激を快感と誤解して得られる快感で、その際に脳内で幸福物質と言われているオキシトシンが大量に分泌されるので、幸福感が増してきて、疲れを感じにくいのです。要するにマルチプルオーガズムで非常に強い快感を得たい人は、ポルチオオーガズムに達する必要があります。
マルチプルオーガズムに達するには、リラックスした気分と愛情が重要です。マルチプルオーガズムへどのように達するのか。ポイントは安心感です。この人なら自分を全てさらけ出しても安心できるという感情が必要です。そのためには、男性からの深い愛情を感じることが不可欠になります。
ポイントは、女性が、愛情や安心感を感じるかどうかです。男性側にそんな感情がなくても、誤解で女性がそう感じれば、マルチプルオーガズムを感じることは可能です。
また、女性側が必ずしも愛情を感じなくても、セックスをすることは可能であり、マルチプルオーガズムを感じることも可能です。それは、過去の経験を思い出して脳が快感を感じているかどうかがポイントです。つまり、脳の作用です。
一般的に、マルチプルオーガズムに達するためには、①興奮するための雰囲気、②精神的なリラックス、③男性に対する愛情と信頼、④安心感、が重要です。そして、ポルチオオーガズムに達することが必要です。
そして、最も重要なのは、適切な男性を見つけること。これがなかなか難しいです。男性は、とにかく強く刺激すれば女性は気持ち良くなると誤解しがちです。ポルチオ性感帯はデリケートなので、強く刺激し続けると痛くなる女性が多いです。痛いと、快感どころではありません。
マルチプルオーガズムを得るためには、ポルチオへの刺激を上手に継続して行う必要があります。これは、男性にとって、なかなかハードルの高い話です。まず、中イキさせ続けるためには、男性の持続力が求められます。挿入であれば、射精を我慢し続けなければなりません。手マンであれば、腕が痛くなっても続けなければなりません。
いいところまで盛り上がったのに、男性が先に射精してしまって、イケなかった、あるいは、あともう少しでイケそうだったのに、男性が疲れて途中でやめてしまった、ということはよくあります。あと一歩でオーガズムの感覚がつかめそうだったのに、男性の持続力がなかったために、肝心なところまで達せないのは、もったいない話です。
マルチプルオーガズムを得るためには、他の方法もあります。例えば催眠です。催眠でオーガズムに導く場合は、言葉による暗示で誘導します。催眠でオーガズムに導くメリットは、①男性が先に果ててしまって女性の快感を途切れさせるような心配はありません。②男性が性器を強く刺激することによる痛みを感じることもありません。③女性のペースで、快感のピークを何度でも引き上げることができます。
催眠は言葉での誘導なので、「イク」イメージと身体の感覚が結びついていれば、必ずしも性感帯への直接刺激は必要ありません。痛くならずに気持ち良くなる、身体に優しい方法です。
また、バイブを挿入してポルチオオーガズムを導く方法もあります。ポルチオオーガズムは脳イキなので、脳イキができるようになれば、それを継続して感じることにより、マルチプルオーガズムを得ることができます。
この他にも、ポルチオを身体の外から刺激する方法があります。例えば、腹の上から電マで振動を与えてポルチオオーガズムを誘発する方法です。過度の刺激が必要ないので、痛くならずに何度でも感じることが可能です。
脳イキを感じる方法としては、実際のセックス体験を思い出したり、好きなＡＶを観て、頭の中を興奮状態にします。興奮が累積されてオーガズムと同じ感覚がつかめたときが、脳イキの状態です。脳イキができるようになれば、セックスをしなくても、相手がいなくても、好きなときにマルチプルオーガズムを得ることができます。
次回は、セックスを欲している女性の見分け方について、書いてみたいと思います。
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