サロン脱毛と医療脱毛

  • 2020-8-12
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サロン脱毛と医療脱毛の違いについては、簡単に言えば、脱毛サロンは非医療機関であり、脱毛クリニックは医療機関であるということです。医療機関である脱毛クリニックの方が、効果の高い処理をすることができます。

レーザーは医療従事者でないと使えないので、脱毛クリニックでしかレーザー脱毛はできません。したがって、いわゆる永久脱毛ができるのは、脱毛クリニックということになります。医療機関ですから、施術後に無料で診察をしてくれるところもあります。

脱毛クリニックの方が効果は高いですが、1回の値段が高く、施術時の痛みも強いです。脱毛サロンだと、効果は低めですが、施術時の痛みも少なく、1回当たりの値段も低いです。

そもそもなぜ、脱毛が痛いのでしょうか。

それは、フラッシュ(光)脱毛やレーザー脱毛は、毛根の黒い色(メラニン色素)に反応する特殊な光を照射します。毛根のメラニンと反応することで熱を持ち、毛を作り出す毛母細胞や毛乳頭にダメージを与えたり破壊することで、脱毛します。

毛には痛覚はありませんが、周りの肌には痛覚がありますから、熱さを感じ、それが痛みとなります。

人によっては、火のついたタバコを押し当てられたような感じになるそうです。脱毛の仕組み上、痛みは切っても切れない仲ですが、近年は痛みの少ない機器も開発されています。ただし、毛が密集していたり、太かったりなど、毛深い部分ほど、痛みを感じやすくなります。なお、クリニックであれば、別料金になりますが、麻酔を使ってくれるので、痛みを感じなくすることができます。

医療レーザー脱毛(医療脱毛)は、美容外科や美容皮膚科といったクリニックで、医師の監督のもとに、施術が行われます。医療機関が扱える威力の強いレーザーで毛根を破壊して脱毛しますが、効果を出すまでには、複数回の施術が必要です。

医療脱毛のメリットは、レーザーの出力が強いため、脱毛サロンよりも早く脱毛の効果を実感できます。また、万一肌トラブルが生じても医師が対応してくれるので安心です。

デメリットは、サロンよりも痛みを感じやすい、支払総額が脱毛サロンよりも高いということです。

サロン脱毛(光脱毛)は、エステサロンで行われる脱毛です。研修を受けたエステティシャンが施術を行います。レーザーよりも弱い光を肌に照射し、毛根にダメージを与えることで脱毛します。効果が出るまでには、複数回の施術が必要です

サロン脱毛のメリットは、医療脱毛よりも価格が安く、痛みがほとんどないことです。

デメリットは、医療脱毛よりも、効果を実感するまでに時間がかかります。また、脱毛完了までの期間も医療脱毛より長いです。

なお、レーザー脱毛は、いわゆる永久脱毛ができると言われていますが、永久脱毛とは、永遠に生えてこなくなる脱毛という意味ではありません。

永久脱毛は、ムダ毛の再生率が20%以下である「高い減毛率を長期間にわたり維持できる脱毛法」であるとされています。

つまり、永久脱毛と言っても「施術をすれば、今後1本も毛が生えてこなくなる」という訳でありません。

医療レーザー脱毛もフラッシュ(光)脱毛も、メラニン色素に反応するレーザーや光を照射して脱毛を促す方法です。違うのは、照射するレーザーや光の威力です。

医療脱毛は、毛根などの細胞を変質させる力があり、脱毛効果が高い方法です。光脱毛は、毛根などの細胞にダメージを与えて脱毛を促していきます。

痛みが苦手で施術回数を重ねても良い人には、サロン脱毛がオススメです。医療脱毛は、高い脱毛効果で長期的に毛の無い状態を維持したい人にオススメです。

脱毛効果には個人差があるので、施術回数は目安と考えてください。一般的なクリニックやサロンのコースでは、事後の自己処理が楽になるくらいの効果を得られる回数が組まれています。

サロンのフラッシュ(光)脱毛とクリニックの医療レーザー脱毛では、同じ脱毛効果を得るための施術回数が2倍近く違います。

トータルで考えると、医療レーザー脱毛の方が、効果と期間ともに節約できる脱毛方法と言えます。

なお、注意点として、効果に関しては個人差があります。また、脱毛にはやけどや赤み、毛嚢炎、硬毛化、増毛化などの症状が出てしまう場合もあります。

次回は、レーザー脱毛や光脱毛では対応できない白くなったアンダーヘアの脱毛について、書いてみたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

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