痛みが快感になる

  • 2020-3-5
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痛覚の最も基本的な使命は、痛みによって危険を知らせることで、その目的は生命の安全を図ることです。

それなのに、SMプレイによって痛みを快感に感じる人はかなりいます。

例えば、強く皮膚をつねる、爪を突き立てる、傷口や痒いところを掻きむしる、指などに紐を巻きつけて血流を止める、針で刺される、虫歯のズキズキ、巻き爪等の痛みに快感を感じるそうです。中には、首を絞められるのが好きという人もいます。

しかし、全ての痛みを快感に感じるかと言えば、必ずしもそうではありません。

例えば、生理痛、腹痛、頭痛、腰痛、喉の痛み、肩こり等の痛みは嫌いだという人がいます。

また、自分でするのは好きだけど、他人にされるのは嫌い。肉体的なもののみであって、精神的に傷つけられるのは好まない。他人が虐待されるのを見ても、可哀想だと思っても羨ましいとは思わない。という人もいます。

気持ち良いから痛いことをする。快感を感じて病みつきになってしまい、結果、傷跡が残ったりしてしまいます。

痛みを伝達する神経などに問題があるのではないか、精神的な病気なのではないか、と悩む人もいます。

苦痛が快感になるのはMの人ばかりではありません。性的嗜好が普通の人でも、苦痛が快感になることはあります。

マラソンでランナーズ・ハイと言われる現象がそれです。

速いペースで長時間走っていると酸欠状態になって、苦しくなってきます。その苦痛が続くと、やがて苦痛が快感へと変化していきます。

ランナーズ・ハイはマラソンに限ったことではなく、クライマーズ・ハイとも言われるように、あらゆる肉体的苦痛から逃れられるので、運動で極限状態に追い込めばやがて快感を感じます。

すべてのスポーツ選手は、ある意味で運動依存症なのかもしれません。

似たような現象として、スポーツをしている最中に怪我の痛みを忘れてしまうことがあります。試合が終わってから、あまりの痛さに動けなくなってしまうことがあります。

運動に伴う苦痛は、太古の昔、野生動物などの敵から逃げるときなど生命の危険に直面したときに、疲れて休んでしまっては襲われてしまうので、生き残るために苦痛をやわらげて、運動を続けられるように進化したと言われています。

痛みに快感を覚えるのは、Mの人やマラソンランナーだけではありません。

例えば、汗が出るほど辛い食べ物が好きで好きで堪らないという人もいます。動けなくなるほど激しい筋トレが止められないという人もいます。

苦痛と快感は別物に思えますが、実は紙一重です。

隣り合わせであり、似たり寄ったりです。本質としては極めて近い存在です。あらゆる苦痛は快感になり得ます。

例えば、筋トレです。筋トレは、肉体的な苦痛を伴います。しかし、それが健康や体力のアップに役立っていると思えば、快感に変わります。

仕事で苦痛を感じているときも同じです。仕事で苦痛を感じているときは、難しい課題で悩んでいる証拠です。これが自分のスキルアップに役立っていることに気づけば、仕事の苦痛も快感に変わります。

さっきまで苦痛に感じていたことが、一転して快感に感じます。苦痛と快感は紙一重なのです。あらゆる苦痛は、快感になり得ます。

あれほど辛かったはずの苦痛が、快感に変わるのです。筋トレの苦痛が、快感に変わります。仕事や勉強の苦痛も、快感に変わります。人生における苦痛すら、快感に変わるのですから不思議です。

SMプレイにおいて、痛いにも拘わらず快感を感じるのも同様です。

痛みを悦ぶ真性Mの人は、一般の人よりも、痛みを快感に感じるメカニズムが起きやすいのです。

SMプレイに代表される痛みを快感に感じるのも、人間の脳の特徴の1つです。痛みや快感などを感じるのは、神経ではなく脳です。

ある刺激や情報について、それが痛みなのか快感なのかの最終的な判断は脳が下します。そして、一度その回路が脳にできてしまうと、痛みも快感に感じてしまいます。

苦しければ苦しいほど、脳内で「痛み=快感」と変換されます。

次回は、痛みを快感に感じる仕組みについて、詳しく書いてみたいと思います。

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