チャクラ

  • 2022-9-26
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タントラでは、人間の身体には、「プラーナ」(気・生命エネルギー)が流れる多くの「ナーディー」(経路)があるとされています。主要なものは3本あって、特に重要なのもは脊柱(背骨)の中を通っており、この3本は「チャクラ」で合流しています。

チャクラとは、エネルギーが回転してできる渦のことを意味します。身体(肉体)と心(精神)との接点として考えられ、自分の身体から外部へプラーナを送る際の連結点です。つまり、チャクラを出入り口として、自身の体と外部は、エネルギーをやり取りしています。

ヨガでは、チャクラが重要になってきます。また、身体のマッサージをするときも、チャクラを意識して行います。チャクラは、脊柱の中に7か所あるとされ、基底部から第1チャクラ、第2チャクラ…と順に呼ばれています。

第1チャクラは、脊柱の基底(肛門と性器の間にある会陰)に位置し、サンスクリット語で「ムーラダーラ」と呼ばれ、「根・支えるもの」を意味しています。「ルート・チャクラ」とも呼ばれ、シャクティ(性的エネルギー)が宿るとされ、生存のための基本的な本能である、食欲・睡眠欲・性本能・自己防衛・種の保存と関係しています。

第2チャクラは、臍の下(約5cm)にある丹田に位置し、サンスクリット語で「スヴァディスターナ」と呼ばれ、「甘さ」を意味しています。「セイクラル・チャクラ」とも呼ばれ、創造のエネルギーを作り出すとされ、生命力、感情、官能と関係しています。

第3チャクラは、胸と臍の間であるみぞおちの付近に位置し、サンスクリット語で「マニプーラ」と呼ばれ、「光る宝石」を意味しています。「ソーラー・プレクサス・チャクラ」とも呼ばれ、意志・意欲のエネルギーの源を生み出しているとされ、自己の確立や人生の方向性と関係しています。

第4チャクラは、両乳首の間に位置し、サンスクリット語で「アナーハタ」とよばれ、「2つのものが衝突せずに起こす音」という意味で、魂と肉体の共存を意味しています。「ハート・チャクラ」とも呼ばれています。中間に位置し、第1チャクラから始まる物質的・肉体的なエネルギーと、第7チャクラから降りてくる精神性の領域からのエネルギーとを繋ぎ合わせているとされ、愛情、癒やし、一体感と関係しています。

第5チャクラは、喉仏の下に位置し、サンスクリット語で「ヴィッシュダ」とよばれ、「浄化」を意味しています。「スロート・チャクラ」とも呼ばれ、主に「音の力」と関係があるとされ、話す、唱える、歌う、といったコミュニケーションと関係しています。

第6チャクラは、眉間の少し上に位置し、サンスクリット語で「アージュニャー」と呼ばれ、「知覚する」「指揮する」を意味しています。「サードアイ・チャクラ」とも呼ばれ、第三の目が開眼する場所に位置していることから、第六感が宿る場所とも言われており、人間がもつ見る力・考える力・描く力と関係しています。

第7チャクラは、頭頂に位置し、サンスクリット語で「サハスーラ」と呼ばれ、「千倍」を意味しています。「クラウン・チャクラ」とも呼ばれ、天から降りてくるエネルギーの入り口であると同時に、宇宙意識と一体化させる接触点です。

第1チャクラでは生存のエネルギーを、第2チャクラでは創造と生殖のエネルギーを、第3チャクラでは意志のエネルギーを、第4チャクラでは愛のエネルギーを、第5チャクラでは表現のエネルギーを、そして第6チャクラでは直感を得、最後の第7チャクラでは万物の源である創造主との繋がりを手にすることを可能にします。

第7チャクラが開いてくると、スピリチュアルな世界に導かれます。直感が冴え、直感に従って行動することで、人生がどんどん花開いていきます。必要なときに、必要な直感やひらめきを受け取りながら、生きていくことができます。霊性がより高まり、目に見えないエネルギーのサポートを受けて道が開かれます。また、宇宙と一体になるという意識が芽生えます。

そして、「チャネリング」を可能にします。チャネリングとは、人間の通常の意識レベルを超えた存在と交信を行い、様々な情報を受け取ることを言います。シャーマンやイタコのような感じです。

第7チャクラから高次元の意識へとアクセスをし、第6チャクラの視覚化と第5チャクラの表現を通じて、そうした高次元からのメッセージを人間の意識で理解できるように翻訳をしています。このチャネリングをするためには、第7チャクラのみが活性化していても難しく、チャクラ体系の全てがバランスを保ってその役割を全うし、善なる意識の流入を促して、その意識を翻訳するという特別な能力が必要になります。

チャクラを活性化させるためには、チャクラに対して、パワーを与えます。チャクラがきちんと開いていれば、エネルギーが全身をくまなく巡り、結果的に心身の健康が保たれます。基本的には、第1チャクラから第7チャクラまでを「順に行うこと」が大切です。特定のチャクラを開きたい場合であっても、全てのチャクラのバランスが取れていることが基本です。全体を統合させるような気持ちで取り組みましょう。

チャクラを活性化させる具体的な方法には、瞑想、パワーストーン、アロマ、ヨガ、マッサージ、などがあります。

次回は、タントラセックスについて、書いてみたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

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