不倫は文化

  • 2021-9-9
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「不倫は文化」、俳優でタレントの石田純一の言葉は有名ですね。1996年に女優の長谷川理恵との不倫密会を写真週刊誌にスクープされた際、「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」と語ったことについて、一部スポーツ紙が「不倫は文化」という見出しをつけたのが、「不倫は文化」騒動の始まりだったそうです。

そもそも不倫とは、人の道や倫理から外れたことを意味する言葉ですが、それが今では既婚者が配偶者ではない異性と恋愛や性行為を行うことを意味しています。つまり婚外恋愛や婚外セックスは人の道に外れる行為です。人間には常識や道徳心があるので、不倫は行ってはいけないことであると、誰もが知っているはずなんですが…。

男性は自分の子孫を残したいという本能があるので、浮気をすると言う人もいます。ただ男性も女性も、配偶者との性行為に満足していなかったり、愛情に飢えると不倫に走るとも言われています。

世界での不倫の許容度はどうでしょう。「既婚者の不倫や浮気は道徳的に許されるか」という質問に対し、「許される」という回答が最も多かったのはフランスで、47%という調査結果が出ています。許容度の高い国はドイツ・インド・イタリア・スペインで、フランスをはじめ、陽気な国民性の国が多いように思えます。真面目な国民性で有名なドイツがこの中に入っていますが、ドイツ人はまずキスや肉体関係でお互いの相性をはかり、それからお付き合いするかどうかを決めるのだそうです。そんな文化が一般的だから、このような結果になったと思われます。

一方で、最も許容度の低いパレスチナとトルコでは、「許されない」という回答が94%です。イスラム教では不倫や浮気を厳しく禁じているので、インドネシアやエジプトなどのイスラム圏では、「許されない」という回答が多くなっています。

日本の不倫許容度は高く、10位という高順位につけています。さらには「道徳的に許される」という回答も多く、フランスと並んで4位となっています。

かつて平安時代の日本では、夫は妻の家に通う「妻問婚(つまどいこん)」が一般的でした。その日その日で違う夫や妻と夜を過ごすことが普通で、浮気や不倫などという考え自体がなかったように思われます。

ところが、貴族階級の中には、自らの政治的地位を子孫に継がせたいと思う者が出てくるようになり、妻問婚は廃れ、血筋というものをしっかりと管理するようになりました。鎌倉時代になると不倫は「密懐(びっかい)」と呼ばれ、法律違反として扱われるようになります。さらに同時代に制定された「御成敗式目」には、密懐した御家人の領地の半分を没収するという刑罰が明記されました。江戸時代になると、明暦元年(1655年)に幕府によって公布された「江戸市中法度」に、夫は不倫した妻を切り捨ててもよいという条文が記されます。

さらに寛保二年(1742年)に制定された「御定書百箇条」によると、男は市中引き回しの上獄門、女は死罪に処されると記されています。密通の罪により晒し物にされている男女の姿を外国人画家が描いた、「日本の礼儀と習慣のスケッチ」が1867年に出版されていることからも、江戸文化の不倫に対する厳しさが見て取れます。さらに明治時代に入っても不倫は重罪とされ、刑法によって禁錮や懲役を科せられていました。

第二次世界大戦後、日本国憲法の制定により、不倫は犯罪ではなくなりました。しかしながら、民法では婚姻契約の破綻を招く行為であるとして、慰謝料を支払う義務が発生するものとされました。

なお、江戸時代には、不倫や浮気は不義密通といわれ、死刑という厳しい決まりがあり、さらには浮気された夫は、妻とその相手を殺しても罪に問われませんでした。しかし、表向きはそうでも、実際に罰せられることは少なかったようです。世間体もあり、示談になるのが一般的でした。表沙汰にしない和解金として「首代」7両2分(現在の約50万円)と詫び状で決着したようです。不倫が周囲にバレると体裁が悪いし、罪にも問われるので表面化することは少なかったようです。それが理由かどうかわかりませんが、おおらかに恋愛を楽しんでいたようです。

キリスト教の影響が強かった中世ヨーロッパでは、結婚は神様が認めた神聖なものであり、一夫一妻しか認められませんでした。そのうえ上流階級になればなるほど、政治的な思惑で結婚相手が決められていたので、王侯貴族に限り、公式な愛人を持つことが許されていたそうです。政略結婚が当たり前だったこの時代、フランスでは貴族階級の既婚者同士が自由に大人の恋愛を謳歌していたと言われています。

交際クラブの原点は、中世の貴族の遊びにあると言われています。交際クラブの「おとなの交際」の代表格といえば不倫です。18世紀のヨーロッパでは、まさに「不倫は文化」でした。

ある人と結婚して、その人とずっと一緒にいて、パートナー以外の異性とは接触を持たないという生活は、多くの人にとって無理だと思います。必ず、大なり小なり飽きが来ます。もちろん相性の良い人はいるとは思いますが、それでもいつかは飽きるでしょう。不倫は、人間としてはごく普通のこと。こっそり隠れて不倫をしている人は、世に山ほど存在します。不倫は、「文化」ではなく、「人間ならば当たり前のこと」のようです。

次回は、男の浮気、について書いてみたいと思います。

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