女性は何歳までセックスができるか

  • 2023-3-15
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女性が挿入を伴うセックスができるかどうかについては、性欲の有無に関わらず、何歳になってもセックスは「可能」です。なぜならば、女性の体は受動的にできているので、自分では求めなくても、男性に求められたら「受け入れることができる」からです。

しかし、それでは男性が満足するだけで、女性が心体ともに満足できるセックスとは言えないでしょう。受け身のセックスは、精神的に不快になりやすく、それによって愛液が分泌されにくくなり、快感どころか、痛みの方が勝ってしまうこともあります。

女性ホルモンが低下すると潤いにくくなったり、加齢に伴い外陰、膣、子宮、卵巣などの性器が萎縮してきて、セックスがおっくうになったりすることもあります。人によっては、閉経以降は膣が萎縮して指一本入らなくなってしまう女性もいるそうです。

性欲がずっとあって、体も反応すると言っても、必ずセックスができるわけではありません。セックスをする相手がいるかどうかも、重要な要素です。自分がしたくても、パートナーである男性が勃起できなくなると、あるいは愛撫をしてくれなくなると、セックスから遠ざかる結果となります。

人間にとってのセックスは、「生殖行為」のみならず、肉体的な「快楽」や、大切な人とのつながりを感じる「コミュニケーション」です。そして、「美容と心身の健康」のために必要なものであり、「癒やし」でもあります。

高齢になると、身体的な老化現象が現れます。にもかかわらず男性に受け入れられることで、失われつつある女性としての自信を取り戻すことができます。しかし、いろんな事情でセックスができなくなるのは、寂しいものです。

お互いに納得の上で、「セックスはもう卒業」というのであれば、それも2人にとっての正解でしょう。お互いに「ずっーとセックスを楽しみたい」というのであれば、口や手を使ったり、ゼリーや大人のおもちゃを活用したり、また、挿入にこだわらずスローなセックスやいちゃいちゃを楽しむのも、正解です。

高齢者の性については、老人ホームにおいて入居者同士が人生最後の恋を謳歌し、生き生きとしている数々の事例が見られています。笑顔が多くなり、身だしなみにも配慮し、食欲も湧き、リハビリにも積極的に取り組み、ADL(日常生活動作)が向上するなど、恋の効能は大なるものがあります。また、認知症の改善も見られています。

老人ホームでは、深夜に、宿直の職員の目を盗んで、異性の部屋に入り込み、性行為に及ぶ場合も少なくないそうです。あるホームでは、78歳の女性が、好きになった男性利用者の部屋に、いわゆる夜這いをしました。相手は、某俳優に目元が似ている82歳男性。彼を思うあまりに、彼女は部屋に忍び込んでしまったのです。

彼は、入浴から帰ってきて寝ようとしたら、女性がベッドにいたので、恐怖と驚きのあまり気が動転してしまい、暫く体調を崩してしまったそうです。彼女は厳重注意となり、報告を受けた息子からは「みっともない」「恥を知れ」「こんな色気ババアが母親だなんて」などと罵られました。彼女は、地獄の底に落とされた気持ちだったのでしょう。彼女は、がっくり気落ちされて、認知症が進んでしまったそうです。

老人ホームで恋愛をしているカップルは結構います。ある日、某女優に似た可憐で美しい、服飾デザイナーとして活躍していたおしゃれな81歳の女性が、入居してきました。すると、彼女の歓心を得ようとしたA氏(80歳元経営者)と、B氏(81歳元官僚)が言い争いに発展しました。2人とも組織のトップに上り詰めた経験や、おそらく女性にモテてきたであろう経験からなのか、自信満々で、バチバチと火花を散らしていました。

ついに、三角関係の火花が、周りに飛び火しました。今度は、A氏とB氏に恋心を覚えていた女性利用者たちが彼女を無視しはじめたのです。美女1人の登場により、それまでうまくいっていた人間関係が、一気に崩壊してしまいました。結局、彼女は、別の施設に転居していきました。80代のおじいちゃんとおばあちゃんたちが、まるで中学生や高校生のような恋愛沙汰を起こすのです。年齢に関係なく恋愛のエネルギーは凄いです。

介護施設での恋愛は、女性利用者と男性介護士の間でもあります。74歳女性が、イケメンの32歳男性介護士を好きになってしまったのです。男性介護士が彼女に食事の配膳をすると手を触れてきたり、じっと見つめていたり。そのうち、彼女は、男性介護士も自分のことを好きだと思い込んでしまったのです。彼は、やさしく丁寧にお断りしていたのですが、あるとき彼女が逆上してしまいました。

介護施設を運営する会社の本部に、自分が男性介護士からセクハラを受けたと伝えたのです。もちろん男性介護士は、全くセクハラなどしていません。彼女は、妄想で、異常なほど細かいシチュエーションをでっち上げ、本部へ伝えたので、男性介護士は本部の人から疑われてしまったとか。何度も本部に連絡をして、セクハラ被害の話を、異常なエネルギーで言い続けたそうです。結果、男性介護士は自主退職に追い込まれました。

女性は、いくつになっても、性的な欲求はあります。セックスについて話し合うことは、決して恥ずかしいことではありません。「性欲が強い=生命力が強い」と捉えられれば、少しは恥ずかしさが和らぐと思います。人生100年の時代。女性が、何歳になっても、素敵なセックスが楽しめるよう、願っています。

次回は、膣を若々しく保つ方法について、書いてみたいと思います。

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セラピスト兼カウンセラーのstar です。

美容と健康にとても効果のあるsexが楽しめるよう、お手伝いをしています。

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